【日本ダービー GⅠ】輝く栄光をその手に #69

JRAレース

こんにちは。

今日は真夏日ということで溶けています。頑張っていきましょう。

今回は「日本ダービー」。ついに来ました日本ダービー、ホースマン全ての夢の舞台です。

それでは、今回もよろしくお願いします。

◆ コース・出走馬紹介

競馬場

・コース説明


まず最初は、日本ダービーについて説明します。

日本ダービー(GⅠ) 東京競馬場 2,400m 芝/左 1着賞金:20,000万

   

東京競馬場で行わる2,400mの3歳限定戦です。世代の頂点が決まる一世一代の夢舞台、出走できるだけでも栄誉あるレースは毎年ドラマを生んでいます。近年はディープインパクト産駒が強烈な結果を残していますが、今年はどうなるでしょうか。

東京2,400m

スタートはスタンド前から。お客さんも戻り歓声を受けながらゴール版を通過、ぐるっと一周して再度のスタンド前での攻防となります。全体的な高低差は少なく、最後の直線の関係もあって逃げ切りは困難な仕様となっています。

   

最後の直線は約520m。東京コースならではの広く長い最後の直線は絶好の末脚比べの場となり、長く良い脚を使える馬が大きく勝利へ近づきます。しかし上がり時計が必ずしも優勝へ繋がる訳ではなく、逃げに近い形の馬が後ろを完封するケースも少ないながらあるので注意が必要です。

血統に関しては日本ダービーと言えば当然ディープインパクト産駒の独壇場。過去10年で7勝、2016年には表彰台を独占と際立った相性を示します。他にもハーツクライ産駒や昨年2着エフフォーリアの父エピファネイア産駒などいますが、やはり中心はディープインパクト産駒になりそう。

・出走馬紹介


次に出走馬の紹介です。人気順ではなく、馬番順で記載します。

馬番馬名性齢負担重量騎手ポイント
1枠1
2
アスクワイルドモア
セイウンハーデス
牡3
牡3
57.0
57.0
岩⽥ 望来
幸 英明
最内枠は◎。活かして立ち回る
最後の切符で。死力尽くす
2枠3
4
アスクビクターモア
マテンロウレオ
牡3
牡3
57.0
57.0
⽥辺 裕信
横⼭ 和⽣
積極策か。後続抑え込む
大敗続き。若武者に委ねる
3枠5
6
ピースオブエイト
プラダリア
牡3
牡3
57.0
57.0
藤岡 佑介
池添 謙⼀
3戦3勝。距離と東京どうか
青葉賞V。ジンクス崩す
4枠7
8
オニャンコポン
ビーアストニッシド
牡3
牡3
57.0
57.0
菅原 明良
和⽥ ⻯⼆
話題の1頭。父の活躍に続く
相手強い。前の流れ次第
5枠9
10
ジャスティンパレス
マテンロウオリオン
牡3
牡3
57.0
57.0
M.デムーロ
横⼭ 典弘
叩き上昇。父も追い風
連帯率100%。距離持てば
6枠11
12
ジャスティンロック
ダノンベルーガ
牡3
牡3
57.0
57.0
松⼭ 弘平
川⽥ 将雅
東京変わり。一変期待
末脚強烈。絶好の舞台
7枠13
14
15
ドウデュース
デシエルト
ジオグリフ
牡3
牡3
牡3
57.0
57.0
57.0
武 豊
岩⽥ 康誠
福永 祐⼀
位置修正で上位。巻き返す
初の敗戦から。前目で運ぶ
二冠へ。鞍上ダービー◎
8枠16
17
18
キラーアビリティ
ロードレゼル
イクイノックス
牡3
牡3
牡3
57.0
57.0
57.0
横⼭ 武史
D.レーン
C.ルメール
立て直し。外から押し切る
青葉賞2着。好位から上位へ
ここ目標。大外から頂へ

   

3歳限定戦となり牡馬のみのため、全馬57.0kgでの出走となります。

ついにやってきた日本ダービー、接戦ながら現時点で最も支持を集めているのはダノンベルーガ。新馬戦と共同通信杯で見せた末脚は見事の一言で、中山から東京に移った今回は枠も良く絶好の舞台に。

僅差で続くのが皐月賞3着から巻き返しを図るドウデュース。以降は皐月賞をぶっつけで2着とし上昇が見込まれるイクイノックス、皐月賞を制し二冠の期待が掛かるジオグリフが上位指名となっています。

   

後述するデータを、こちらの出馬表と照らし合わせながら皆さんも予想を立ててみてください。

◆ 様々な傾向

では次に、過去10年の傾向を見てみましょう。

・人気別の着順

ノートとPC

   

まず最初に、人気別の着順を見てみましょう。

1着2着3着着外勝率複勝率
1番人気3223.300.700
2番人気1216.100.400
3番人気3313.300.700
4~9番人気23352.033.133
10番人気以下10383.011.046

1.3番人気が安定するレースのようです。

   

それぞれが共に勝率3割・複勝率7割と非常に安定しています。間に挟まれる形の2番人気は数字が低めとなっていますが、それでも馬券に40%でなると考えれば決して低くないのではないでしょうか。

中位以下に関しては何とも言えないような傾向ですね。しかし過去10年で1~3番人気で決着したのは2回のみと多くはなく、堅い決着ともなりにくいようです。

加えて話しておくと「1番人気+3番人気+4番人気以下での決着は5/10回」と非常に多く、上位2頭+中位以下1頭の決着傾向が強くなっています。

・枠の相性

   

枠別の成績はこのようになっています。

1着2着3着着外勝率複勝率
1枠32114.150.300
2枠11216.050.200
3枠10118.050.100
4枠02116.000.158
5枠21017.100.150
6枠13213.053.316
7枠11125.034.138
8枠10128.033.067

1枠と6枠が相性が良さそうですね。

   

1枠からの競馬で記憶に焼き付いているのは,19年のロジャーバローズ。逃げる先頭を単独で二番手から進めると最後の直線で先頭へ。そこから迫る後続から逃げ続け最後まで先頭を譲りませんでした。

今回の場合1枠のアスクワイルドモアは差し、セイウンハーデスは先行が予想されますがそうなると次に来るのが3番アスクビクターモア。皐月賞では先頭を逃げ馬場の悪い内でしぶとく脚を伸ばし5着を確保。Cコースへ変更され荒れ方が弱まった今回、どこまで逃げるのかに注目しています。

・脚質

   

おおよその脚質傾向はこのような感じです。

1着2着3着
逃げ112
先行542
差し355
追込101

追込は最終コーナー通過が後方の馬を適用しています。

   

先行~差しが決まりやすい傾向にあるようです。

差しか先行で決まる傾向が強いようです。逃げ切りは基本的に難しいと思いますが、一人旅で勝負をかける馬がいれば,19年のロジャーバローズの再現も十分考えられます。今回は差し強烈、押し強烈の上位人気となっているので、他の馬はどこでこれらを出し抜くか考える必要があるでしょう。

   

個人的に気になるのは3戦振りの東京で父譲りの末脚を見たいオニャンコポン、内から先頭でどこまで行けるのかアスクビクターモア、東京が合っていそうなロードレゼルです。

・臨戦過程など

   

ここは皐月賞が圧倒的に多いですね。その他だと京都新聞杯が次いで多いものの、やはり皐月賞組が明らかに日本ダービーでも好走しています。しかし昨年は毎日杯からシャフリヤールが優勝しています。

対象馬は多いので割愛しますが、逆にそれ以外のルートから参戦するのがセイウンハーデス、プラダリア、マテンロウオリオン、ロードレゼルの4頭。それぞれがトライアルレースや重賞での好走馬ですが、過去の傾向的には厳しい結果となっています。

   

血統に関してはディープインパクト産駒が圧倒的。対象馬はプラダリア、アスクビクターモア、キラーアビリティ、ロードレゼル、ジャスティンパレス。今回の上位人気馬はいませんが、過去の傾向的に無視はできないのではないでしょうか。

◆ 結論

競馬新聞


予想として選んだ馬が以下になります。(人気は 05/28 20:00時点)

・ダノンベルーガ   1番人気
・イクイノックス   3番人気
・ジオグリフ     4番人気
・オニャンコポン   5番人気
・アスクビクターモア 7番人気

このようになりました。本命は半年前から決まっていて、あとは過去の傾向や距離を考えて選びました。

   

そして以下が最終的な印となります。

「昨年は的中率が約10.5%だった」事実も上手く活用していただき、ご自身の予想の一助としてくだされば幸いです。(ブログ予想:今年度成績:1勝19敗)

買い方の想定としては、3連複5頭BOXで10点勝負となります。(今年はこれで固定します!)

◎ イクイノックス   3番人気
○ ダノンベルーガ   1番人気
▲ アスクビクターモア 7番人気
△ ジオグリフ     4番人気
△ オニャンコポン   5番人気

   

本命はイクイノックス。東スポ杯2歳Sのレース後、11月20日から日本ダービーの本命と決めていました。説明不要。信じます。対抗はダノンベルーガで、新馬戦と共同通信杯の走りを三度と考えるファンの方も多いのでは。枠も良くここでは勝ち負けだと見ています。

後は先頭想定で逃げ粘り強烈アスクビクターモア、皐月賞馬がダービー男福永騎手を背に向かえれば鬼に金棒かジオグリフ、父と共に夢を見るオニャンコポンと選びました。

   

生涯一度の一発勝負。今から動悸が激しくなるのが分かります。期待して待ちましょう。

◆ まとめ


いかがだったでしょうか。使えそうだと思った情報だけ活用してください。

   

ついに来ました日本ダービー。鳥肌が立つというか空気が冷たくなるというか、他のGⅠが興奮だとしたら日本ダービーは緊張からの静寂。ただ見守るのみといった印象を持ちます。結果が出るその瞬間まで、張り詰めた空気を感じるのでしょう。しかし、それでこそ日本ダービーです。

全馬の完走を、そして頂点が誕生する瞬間を。見届けましょう。

   

また、諸事情によりTwitterを閉鎖しましたのでコメント欄を開けています。もし何かありましたらコメントいただければお返事しますので、お気軽にどうぞ。

   

今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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