【地方競馬】2021浦和 さきたま杯(JpaⅡ)振り返り #06

地方レース

こんにちは。

今回は先日行われた「さきたま杯(JpnⅡ)」を手短に振り返ります。

長い記事が多いので、【一口まとめ】は手軽に読めるボリュームを目指します。

◆勝ち馬と着順・タイム考察

小さい白馬


上位の着順から勝ち馬やレース内容について触れたいと思います。

上位着順

1着 アルクトス   単勝2.2倍 1番人気
2着 エアスピネル  単勝3.9倍 2番人気 1/2 馬身
3着 ワイドファラオ 単勝4.2倍 3番人気 2 1/2 馬身

見事に人気通りでしたね。アルクトス関係者の方はおめでとうございます、

これレースの1時間前くらいまではエアスピネルが1番人気だったんですが、レースが近くなるに連れ入れ替わったんですよね。地方競馬を嗜むファンの方は本当に馬券が上手いと思います。

3連単は2,100円と言う最安配当でしたが、それも仕方ないというメンバー構成でした。中央組と地方組の能力差が大きく、大駆けを期待するには少し厳しかったですね。

優勝したアルクトスについて

アルクトス 牡6 (9.2.0.10)
実績:プロキオンS(GⅢ)・MCS南部杯(JpnⅠ)

3連勝で重賞制覇した後にダートの一線級へ飛び込んだのですが、そこからは凡走の方が目立ちますね。相手関係に素直な成績という印象です。

しかし盛岡で秋に行われるMCS南部杯(JpnⅠ)では2年で2着→1着と安定した強さを誇ります。去年に至っては6番人気を覆す見事な勝利でした。

そして今回のレースでは、前が潰れる展開から見事に差し切っての勝利。番手から先行気味に押し切ろうとしたエアスピネルをゴール前で交わしている辺り、展開がハマったことも勝因にあげられるでしょう。

時計が近10年で最速だった


調べてて気付いたのですが、時計が近10年で1番でした。下に上位の比較を出してみましょう。

優勝馬タイム
2021アルクトス1:24:9
2019ウインムート1:25:3
2017ホワイトフーガ1:25:7
2020ノボバカラ1:25:8
2012セイクリムズン1:25:8

面白かったのが、奇跡的に過去10年全て良馬場での開催なんですよ。なので馬場によるタイムの出方はあまり気にしなくて良いデータとなっています。

今年のタイムが早いのが一目瞭然ですね。2着のエアスピネルも0.1差なので、今回は上位2頭の能力が頭1つ抜けていたと言える結果なのではないでしょうか。(3着のワイドファラオは1:25:5)

◆まとめ


いかがだったでしょうか。どのくらいのボリュームが読みやすいんでしょうね…。

アルクトスとエアスピネルですが、この後は帝王賞を目指すんでしょうか。そのまま秋に行く可能性もありますし、動向に注目したいですね。

現在のダート戦線は、1強状態だったクリソベリルが怪我による治療で長期離脱しているので、どの馬にもチャンスがある状態となっています。

更に3歳の頂点を決めるJDDもあるので、これからのダート戦線がとても楽しみです。

error: Content is protected !!