【皐月賞 GⅠ】名馬へ歩むその馬の名は #63

JRAレース

こんにちは。

オジュウチョウサン強かったですね。10億円ホースも視野に入ってきました。

今回は「皐月賞」。今年は混戦模様ですが果たしてどうなるでしょうか。

それでは、今回もよろしくお願いします。

◆ コース・出走馬紹介

馬

・コース説明


まず最初は、皐月賞について説明します。

皐月賞(GⅠ) 中山競馬場 2,000m 芝/右 1着賞金:15,000万

   

阪神競馬場で行われる2,000mの3歳限定戦です。ここから三冠馬への道のりがスタートし、優勝した一頭だけがその挑戦資格を得ることができます。また5着までに日本ダービーの優先出走権も与えられ、最後まで目の離せない一戦。

中山2,000m

スタートは4コーナーを回った地点から。スタンド前を通過し1コーナーまでの約400mの間に先行争いが繰り広げられ、コーナーへ入っていきます。高低差がありタフなレースになることも多く、スピードと同様にスタミナも求められます。

   

最後の直線は約290m。最後の直線が短いため先行策を取る馬が有利とされ、切れ味よりも長く良い脚をいかに持続させられるかが鍵となります。

しかし、過去10年でスタート後に先頭、2番手で進めた馬の優勝が一度もなく逃げ切りに関しては非常に相性の悪いレースとなっているようです。

・出走馬紹介


次に出走馬の紹介です。人気順ではなく、馬番順で記載します。

馬番馬名性齢負担重量騎手ポイント
1枠1
2
ダノンベルーガ
アスクビクターモア
牡3
牡3
57.0
57.0
川⽥ 将雅
⽥辺 裕信
決め脚強烈。最後に進路あれば
安定する。中山は3戦3勝
2枠3
4
トーセンヴァンノ
キラーアビリティ
牡3
牡3
57.0
57.0
⽊幡 巧也
横⼭ 武史
力差ある。苦戦必至
2歳王者も。間隔空きどうか
3枠5
6
グランドライン
ジャスティンロック
牡3
牡3
57.0
57.0
三浦 皇成
⼾崎 圭太
相手格上。流れに乗って紛れまで
前走好感。叩き2走目で上昇
4枠7
8
ボーンディスウェイ
ダンテスヴュー
牡3
牡3
57.0
57.0
⽯橋 脩
吉⽥ 隼⼈
力差少なく。好位で仕掛ける
悪くないも。展開次第
5枠9
10
サトノヘリオス
ジャスティンパレス
牡3
牡3
57.0
57.0
岩⽥ 望来
M.デムーロ
父が昨年勝馬と同じ。適正ある
崩れない。順調なら上位か
6枠11
12
オニャンコポン
ドウデュース
牡3
牡3
57.0
57.0
菅原 明良
武 豊
話題の一頭。最年少優勝懸かる
好位圧倒。鞍上も百戦錬磨
7枠13
14
15
ビーアストニッシド
ジオグリフ
ラーグルフ
牡3
牡3
牡3
57.0
57.0
57.0
和⽥ ⻯⼆
福永 祐⼀
丸⽥ 恭介
TR勝利も評価低く。覆す
初の中山。適正示せば優勝絡む
前走大敗。巻き返したい
8枠16
17
18
デシエルト
マテンロウレオ
イクイノックス
牡3
牡3
牡3
57.0
57.0
57.0
岩⽥ 康誠
横⼭ 典弘
C.ルメール
逃げて勝機。4連勝なるか
中山で見劣り。何か掴めれば
久々も素質馬。能力示せるか

   

3歳限定戦となり全馬57.0kgでの出走となります。

今回は大混戦。前日前売りで一番人気となっているドウデュースですら5倍近いオッズとなっており、明日の出走時点でどうなっているか分かりません。

ステップレースを順調にこなしてきた馬に対し、その他重賞で圧巻のパフォーマンスを見せたイクイノックスダノンベルーガなどが合流し、10回走れば10回結果が変わりそうなレースとなっています。

   

後述するデータを、こちらの出馬表と照らし合わせながら皆さんも予想を立ててみてください。

◆ 様々な傾向

では次に、過去10年の傾向を見てみましょう。

・人気別の着順

ノートとPC

   

まず最初に、人気別の着順を見てみましょう。

1着2着3着着外勝率複勝率
1番人気3115.300.500
2番人気2305.200.500
3番人気1234.100.600
4~9番人気44547.067.217
10番人気以下00182.000.012

1番人気3番人気が安定している傾向が出ていますね。

   

勝率こそばらけていますが、複勝率は安定した数字。上位人気は2回に1回は馬券内に入っていますし、優勝も人気順に良いものとなっています。因みにこの上位3頭でレースが決まったのは1度1頭も絡まず波乱決着となったのは2度のようです。

穴馬に関しては馬券内に1度だけという厳しい数字。しかし中位人気に関しては走っており、特に8番人気は過去10年で5度も馬券になっています

・枠の相性

   

枠別の成績はこのようになっています。

1着2着3着着外勝率複勝率
1枠20017.105.105
2枠11216.050.200
3枠01118.000.100
4枠33113.150.350
5枠01217.000.150
6枠20216.100.200
7枠13023.037.148
8枠11223.037.148

枠による大きな有利不利は無いように思えますが4枠は優秀ですね。

   

唯一複勝率が30%を超えている4枠が良さそうですね。他の枠は大きな差がなく、展開次第になりそうです。最内の1枠は1着か着外かという極端な数字。

加えて話しておくと、過去の馬券になった4枠の馬はすべて最終コーナーで2番手~5番手の位置に付けており好位で最後の直線を迎えていることが分かります。今回のボーンディスウェイダンテスヴューもこれに当てはまり、個人的にボーンディスウェイは気にかけています。

・脚質

   

おおよその脚質傾向はこのような感じです。

1着2着3着
逃げ013
先行564
差し513
追込020

追込は最終コーナー通過が後方の馬を適用しています。

   

これをみる限り先行と差しですが、先行の安定感が顕著ですね。

最後の直線が短い中山ですから、直線を向いた時に後ろ過ぎると間に合わないことがここから読み取れます。差しに関しても3コーナー過ぎ4コーナーにかけて捲り気味に上がってくる馬も多く、この辺りのポジション争いが勝敗を分けそう。

逃げと追い込みは難しいですね。今回だとデシエルトが逃げ馬での人気馬となっていますが、傾向的に不利なのは明白。どのようなエスコートになるか注目したいと思います。

・臨戦過程など

   

去年からの直行組、TRレース組、その他重賞組と分かれていますが混戦模様でどれがどうだって話は無さそう。強いて言えばホープフルステークス組が軽視されているのかな?と感じましたが、今回はどの馬が勝ってもおかしくないように思えます。

しかしハッキリしているのは、共同通信杯を勝った馬が過去10年で5勝しているということ。今回も強烈な末脚を持つダノンベルーガがその対象となっており、最内スタートから突き抜けるかに注目が集まります。

   

血統に関してはここでもディープインパクト産駒が優秀。対象はキラーアビリティアスクビクターモアジャスティンパレスの3頭。

エイシンフラッシュ産駒で初の重賞馬となったオニャンコポンも頑張って欲しいですね。

◆ 結論

投票用紙


予想として選んだ馬が以下になります。(人気は 04/17 4:00時点)

・ドウデュース    1番人気
・ダノンベルーガ   2番人気
・イクイノックス   3番人気
・アスクビクターモア 7番人気
・オニャンコポン   8番人気

このようになりました。混戦とは思うのですが、割とアッサリ決まりました。因みにイクイノックスは去年からずっと本命と決めていました。

   

そして以下が最終的な印となります。

「昨年は的中率が約10.5%だった」事実も上手く活用していただき、ご自身の予想の一助としてくだされば幸いです。(ブログ予想:今年度成績:1勝13敗)

買い方の想定としては、3連複5頭BOXで10点勝負となります。(今年はこれで固定します!)

◎ イクイノックス   3番人気
○ ダノンベルーガ   2番人気
▲ オニャンコポン   8番人気
△ ドウデュース    1番人気
△ アスクビクターモア 7番人気

   

本命はイクイノックス。やはり去年の東スポ杯2歳S組は推したくなりまして、その勝ち馬。大外も何のそのなレースに期待します。対抗はダノンベルーガで、勝ち方が気持ちよく中山でも、と思ったのが理由。鞍上に川田騎手を迎えたのも魅力ですね。

後は話題先行ですが中山実績を見て通用するとオニャンコポン、安定感に加え中山を苦手としない前走からドウデュース、TR優勝に追切が良いと記事でみたアスクビクターモアを選択しました。

   

皐月賞馬に輝いて三冠馬へ挑戦するのはどの馬か。楽しみです。

◆ まとめ


いかがだったでしょうか。使えそうだと思った情報だけ活用してください。

   

突き抜けた馬がいないもののレベルが高そうな一戦で、発走が待ち遠しいですね。本命にしたイクイノックスは大事に使わないといけないタイプに加え晩成かも知れないということで、ここを勝つようなら本当に今後への期待が大きく大きく膨らみます。頑張って欲しいです。

また、諸事情によりTwitterを閉鎖しましたのでコメント欄を開けています。もし何かありましたらコメントいただければお返事しますので、お気軽にどうぞ。

   

今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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