【高松宮記念 GⅠ】春のGⅠシーズン開幕 #60

JRAレース

こんにちは。

気温が上がったと思えば下がったり、安定しないので服選びに苦戦しますね。

今回は「高松宮記念」。6ハロンに春雷を轟かせるのは一体どの馬になるでしょうか。

それでは、今回もよろしくお願いします。

◆ コース・出走馬紹介

中京競馬場

・コース説明


まず最初は、高松宮記念について説明します。

高松宮記念(GⅠ) 中京競馬場 1,200m 芝/左 1着賞金:17,000万

   

中京競馬場で行われる1,200mの古馬定量戦です。春のスプリント王を決める大一番となっており、快速自慢が一同に集います。短距離という性質上連覇が非常に難しく、過去に連覇した馬は代替開催の阪神→中京で優勝したキンシャサノキセキしかいません。

中京1,200m

スタートは向こう正面から。ゲートを出て間もなく緩い上り坂となりますが、そこからは最後の直線半ばまで下り坂へ。そして最後に再度の上り坂を越えるとゴールが待っています。

   

最後の直線は約400m。中京コースはスパイラルカーブが採用されているため、最後の直線に向いた際に馬群がばらけやすい仕様となっています。そのため差し馬は進路を取りやすいのですが前が不利になる理由もさほど無いため、結果逃げ~差しまでが幅広く活躍しています。

末脚に関しては、過去に上り最速で優勝したのは2頭、馬券内に入ったのも2頭と近10年での上がり最速馬は複勝率40%。しかし全体で見ると上がり時計はそれほど重要そうではなく、展開に応じた柔軟な立ち回りが何より求められそうです。

・出走馬紹介


次に出走馬の紹介です。人気順ではなく、馬番順で記載します。

馬番馬名性齢負担重量騎手ポイント
1枠1
2
サリオス
ナランフレグ
牡5
牡6
57.0
57.0
⽯橋 脩
丸⽥ 恭介
香港で逃げ好感。初短距離も上位か
追込安定。進路が開けば
2枠3
4
シャインガーネット
ライトオンキュー
牝5
牡7
55.0
57.0
⽥辺 裕信
横⼭ 典弘
気配上昇。差し切り狙う
間隔空く。実践勘に不安
3枠5
6
レイハリア
サンライズオネスト
牝4
牡5
55.0
57.0
⻲⽥ 温⼼
武 豊
立て直しの一戦。成長次第
先行に妙味有。紛れて穴狙い
4枠7
8
レシステンシア
ジャンダルム
牝5
牡7
55.0
57.0
横⼭ 武史
荻野 極
実績一番。実力通りにいけば
前走勝利も。勢いでどこ迄
5枠9
10
ロータスランド
キルロード
牝5
騸7
55.0
57.0
岩⽥ 望来
菊沢 ⼀樹
力付けた。ここなら上狙える
近走苦戦。同型強力で苦しい
6枠11
12
クリノガウディー
エイティーンガール
牡6
牝6
57.0
55.0
松岡 正海
秋⼭ 真⼀郎
大敗続き。暗中模索か
ムラ駆け大敗も。今回大駆けの番か
7枠13
14
15
トゥラヴェスーラ
ダイアトニック
ファストフォース
牡7
牡7
牡6
57.0
57.0
57.0
鮫島 克駿
岩⽥ 康誠
柴⼭ 雄⼀
久々でも2着。叩いて上昇
前走復活の勝利。悲願の戴冠へ
先行難しい。逃げて残り狙いか
8枠16
17
18
ダイメイフジ
メイケイエール

グレナディアガーズ
牡8
牝4
牡4
57.0
55.0
57.0
⼩沢 ⼤仁
池添 謙⼀
福永 祐⼀
連敗中。何か掴めれば
爆発力あるも。鞍上との息合えば
初の1,200m。前走のように運ぶなら

   

古馬限定戦となり牝馬は55.0kg、牡馬は57.0kgでの出走となります。

最も人気を集めそうなのはレシステンシア。G1で2着5回と大舞台での惜敗が続きますが能力は当然上位。今回の相手なら突き抜けても何ら不思議はありません。

それに続くのが前走優勝で場内が沸いたメイケイエール、見事な末脚を披露したグレナディアガーズ、距離短縮で戴冠を狙うサリオスなど。他の馬も虎視眈々と空位となった王座を狙います。

   

後述するデータを、こちらの出馬表と照らし合わせながら皆さんも予想を立ててみてください。

◆ 様々な傾向

では次に、過去10年の傾向を見てみましょう。

・人気別の着順

資料

   

まず最初に、人気別の着順を見てみましょう。

1着2着3着着外勝率複勝率
1番人気2134.200.600
2番人気3403.300.700
3番人気2233.200.700
4~9番人気32154.050.100
10番人気以下01385.000.045

1番人気~3番人気が非常に安定している傾向が出ていますね。

   

勝率こそ高くないものの、2着3着と複勝圏には高い割合で入ってきており、上位人気の信頼度の高さが出ている数字となっています。しかし話したように勝率に関してはむしろ低くなっており、連で広く抑える感じのイメージ。単で狙うのは少し危険な気がします。

穴馬に関してはボチボチというかこんな感じなのかなという印象。しかし2019年の3番人気→12番人気→17番人気と大荒れした実例もありますので、自分の中に気になる買い要素がある場合は複勝だけでも握っておくと良いかも知れません。

・枠の相性

   

枠別の成績はこのようになっています。

1着2着3着着外勝率複勝率
1枠00119.000.050
2枠32114.150.300
3枠21017.100.150
4枠02414.000.300
5枠20216.100.200
6枠11018.050.100
7枠11126.034.103
8枠13125.033.167

最内の1枠があまり良くないかも知れません。

   

1枠の1度だけある3着も歴史的名馬であるロードカナロアなど、どうにも最内枠は相性が良くないようです。今回はサリオスナランフレグと力のある馬が入っていますが、この傾向を崩すことはできるでしょうか。

反対に複勝率が30%に乗ったのが2枠と4枠。特に4枠には1番人気が見込まれるレシステンシアが入っており、この傾向は追い風になりそうです。

・脚質

   

おおよその脚質傾向はこのような感じです。

1着2着3着
逃げ311
先行536
差し263
追込000

追込は最終コーナー通過が後方の馬を適用しています。

   

逃げと先行が有利でしょうか。しかし差しも惜しい競馬が多いようです。

トータルで見てみると先行が一番良さそうに見えます。逃げ馬はハマった馬が逃げ切るパターンが多く、アベレージは残せていません。複勝率で言うと差しは先行に近い数字を残せているので、中団辺りからであれば差しでも戴冠の可能性は十分にありそうです。

辛い数字となったのは追い込み馬。過去10年で1度も馬券に絡んだことがなく、短距離戦での後方待機の難しさを物語っています。今回ですとナランフレグトゥラヴェスーラが後方待機策となりそうですが、後ろ過ぎると届かなくなってしまいそうです。

・臨戦過程など

   

高松宮記念に関してはしっかりとステップレースを使った馬が好走することが多く、シルクロードS・阪急杯・オーシャンSからの参戦馬が結果を残しています。(多数のため出馬表でご確認ください)

実戦感覚は今年初出走となる馬が複数頭おり、馬体重や過去の間隔が空いた後に好走できているかなどを確認した方が良いと思います。対象馬はレシステンシア、グレナディアガーズ、サリオス、レイハリア、ライトオンキューとなっています。

   

血統に関しては去年、一昨年と馬券内に入ったロードカナロア産駒が気になります。対象馬はダイアトニック、レイハリア、ファストフォース、キルロードの4頭。人気薄が多いですが、激走があるとすればこの中からかも知れません。

◆ 結論

勝ち馬投票券


予想として選んだ馬が以下になります。(人気は 03/27 05:00時点)

・レシステンシア 1番人気
・メイケイエール 2番人気
・サリオス    4番人気
・ダイアトニック 6番人気
・レイハリア   10番人気

このようになりました。人気馬が好走している傾向から買いたい上位2頭を選び、残りは期待をしている馬から選択しました。

   

そして以下が最終的な印となります。

「昨年は的中率が約10.5%だった」事実も上手く活用していただき、ご自身の予想の一助としてくだされば幸いです。(ブログ予想:今年度成績:1勝10敗)

買い方の想定としては、3連複5頭BOXで10点勝負となります。(今年はこれで固定します!)

◎ レシステンシア 1番人気
○ ダイアトニック 6番人気
▲ サリオス    4番人気
△ メイケイエール 2番人気
△ レイハリア   10番人気

   

本命はレシステンシア。流石に実績が違いますし馬齢もまだ5歳と充実期、鞍上にも横山武史騎手と万全の状態。順当勝ちと考えました。対抗はダイアトニックで、前走の勝利から惜しい過去を持つ高松宮記念での激走を期待して選択。

後は新天地で新しい景色が見えるかに注目のサリオス、能力はあると思うのですが蓋を開けてみないと分からないメイケイエール、成長+軽量で一発欲しいレイハリアと選びました。

   

4歳勢が飲み込むのか、5歳以上が意地を見せるのか、楽しみに待ちたいと思います。

◆ まとめ


いかがだったでしょうか。使えそうだと思った情報だけ活用してください。

   

先ほど行われていたドバイすごかったですね!!! 日本馬の快進撃は凄まじかったですし、ドバイターフの3頭がもつれたゴールは大興奮でした!!!

土日共に重賞があり、夜にはドバイがありと競馬ファンにはたまらない週末となり私自身も大変楽しんでいますが、これから毎週G1があるので今後も楽しんでいけそうです。夏は夏で楽しいんですけどね。

   

今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

   

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