こんにちは。
同室の話題ということで、ゴールドシチー調べてたらどうやらバンブーメモリーがお相手らしいんですが、うまよんでしか確認されてないとか何とか。
うまよんの情報=アプリの情報の確証が得られていないので、今回は無難に好きなタキオン書きます。
どきなさい! 私がモルモットですよ!!!
◆ 競走生活
まずは、現役時代の成績などを確認しましょう。
アグネスタキオン | アグネスデジタル | |
生年月日 | 1998年4月13日 | 1997年5月15日 |
両親 | 父:サンデーサイレンス 母:アグネスフローラ | 父:Crafty Prospector 母:Chancey Squaw |
性齢 | 牡11歳 没 | 牡24歳 |
デビュー | 2000年12月2日 | 1999年9月12日 |
引退レース | 2001年4月15日 皐月賞 | 2003年12月28日 有馬記念 |
競走成績 | 4戦4勝 | 32戦12勝 |
獲得賞金 | 中央:2億2208万2000円 地方:0円 合計:2億2208万2000円 | 中央:5億4562万5000円 地方:1億8530万円 合計:7億3092万5000円 ※1 |
GⅠ実績 | 2001年:皐月賞 | 2000年:MCS 2001年:MCS南部杯 :天皇賞 秋 :香港C 2002年:フェブラリーS :安田記念 |
現在 | ――――――――― | 十勝軽種馬農業協同組合種馬所で繋養 |
※1 香港で1320万香港ドル、UAEで12万米ドルを別に獲得している。
デジタルの方が約1年早く生まれています。また、タキオンは内国産馬、デジタルは外国産馬です。
タキオンは血縁が優れていたこともあり有望視されていた反面、デジタルは線が細く目立たない馬体であったため、海外で購入する際に現地の人が疑問に思ったというエピソードが残っています。
引退後の繁殖成績に関していうとタキオンは見事の一言。サンデーサイレンスのと入れ替わるように台頭し、2008年にはリーディングサイアーを獲得。内国産馬としては実に51年振りだったとか。
芝にダートに海外に戦い抜いたデジタルも、GⅠ馬こそ出ませんでしたが2009年の札幌記念でブエナビスタをあっと言わせたヤマニンキングリーなど、重賞馬を複数送りだしています。
デジタルの現在ですが、 高齢により種牡馬を引退し「十勝軽種馬農業協同組合種馬所」で余生を過ごしています。見学は今現在不可となっています。
◆ 2頭にまつわるエピソード
次にそれぞれの代表的なエピソードや、共通点を見てみましょう。
・アグネスタキオン

アグネスタキオンはやはり血統のお話でしょうか。
タキオンは、メジロほどのお嬢様キャラクターではありませんが「アグネス」という立派な名門の生まれです。それは血縁を見ても明らかで
母:アグネスフローラ(6戦5勝2着1回 桜花賞優勝)
祖母:アグネスレディー(オークス優勝)
全兄:アグネスフライト(日本ダービー優勝)
など非常に魅力的なものでした。
また、この頃は最も「アグネス」が躍進していた時代で、先日記事にしたアグネスワールドや同世代のアグネスゴールドなど、活躍馬が1997年~2001年に集中していました。

しかし、この内アグネスフローラ、アグネスゴールド、そしてタキオンと3頭は全て屈腱炎による引退。無事に走り続ける難しさを物語る引き際となっています。
・アグネスデジタル

真の勇者は、戦場を選ばない。
JRAヒーロー列伝コレクションからの引用ですね。いや、本当にこの言葉の通りだと思います。
特筆すべきなのが2001年~2002年の「GⅠ」4連勝+aなのですが、この内容がこちら。
10/28 東京 / 芝 /2,000m:天皇賞 秋 1着
12/16 香港 / 芝 /2,000m:香港C 1着
02/17 東京 /ダート/1,600m:フェブラリーS 1着
03/23 アラブ/ダート/2,000m:ドバイワールドC 6着
04/21 香港 / 芝 /2,000m:クイーンエリザベスC 2着
このローテーションでここまでの戦績を残せる馬がこの先出るのか、と思うような内容です。ドバイでは6着も、そこからすぐ香港に戻り2着に入ってますからね。
※ 香港Cで史上初の海外レース日本馬1.2を達成。優勝馬はエイシンプレストン。
ここのドバイ→香港は、従来のルールでは検疫の問題から日本を挟まないといけないものでしたが、調教師の白井寿昭さんがJRA理事長に直談判して実現したというエピソードが残っています。熱いですね。
また、この後も走り続ける訳ですが「目立たない馬体」といった関係者の評価や「こんな弱々しい体で大丈夫なのか」といった騎手のコメントの未来でこんな戦績を残すのですから、本当にタフに成長したんだなと思いました。
両馬の共通点
そして同室の共通点へと話は変わりますが
馬主様が共通の方である・アグネスの冠名を持つ
以外見つかりませんでした。タキオンの皐月賞での離脱があり、世代戦しか走っていないタキオンと1つ上のデジタルでは、一緒に走る機会はありませんでした。
血統に関しても、デジタルがアメリカ生まれであることから関連性は発生しません。
しかし、仮にタキオンが健在であったなら2003年の宝塚記念・天皇賞秋辺りで対決が見られていたことと思います。競馬にタラレバはご法度ですが、思うだけなので許してください。
屈腱炎をすぐに癒す薬が欲しいなあ…

因みにタキオンもデジタルもエアシャカールと絡むイベントがありますよね。これはエアシャカールの三冠を打ち砕いたのが、タキオンの全兄であるアグネスフライトだから説を推します。
「河内の夢か!豊の維持か!どっちだー!!!」
とても好きな「2000年 日本ダービー」の実況になります。気になる方は以下からご覧ください。
◆ まとめ
いかがだったでしょうか。楽しんでいただけたなら幸いです。
アグネスデジタルに関しては、アメリカ血統なのでダートを走るのは分かるのですが芝でも走るのは本当にすごいと思います。天皇賞秋とか後ろからぶっこ抜いてますからね。
アグネスタキオンはフジキセキ同様に「幻の三冠馬」と形容されるシーンもあれば、4戦のキャリアでヒーロー列伝に刻まれていることなどから、本当に期待されていたんだなと思います。
何かありましたらコメント等で教えてくださると幸いです。
それでは、また次回お会いしましょう。