【実装考察】世界に轟いた雷鳴 アグネスワールド #004

ウマ娘

こんにちは。

【実装考察】では、新キャラで実装されそうな競走馬を取り上げていきます。

そして最初は「アグネスワールド」。聞いたことはありますか?

これは日本馬の海外躍進の時代に、電撃戦のスペシャリストとして駆け抜けた競走馬の紹介です。

◆ 競走成績(1997/06~2000/11)

アグネスワールド
生年月日1995年4月28日
両親父:Danzig 
母:Mysteries 
性齢牡 17歳没
デビュー1997年6月7日
引退レース2000年11月4日
BCスプリント
競走成績20戦8勝
獲得賞金中央:3億1640万
地方:3200万円
 国外:500,000フラン
   :126,750ポンド
合計:3億4840万+a
重賞実績アベイド・ロンシャン賞(仏 GⅠ)
ジュライC(英 GⅠ)

アメリカで生まれ日本で調教された競走馬。デビューまでの流れはグラスワンダーエルコンドルパサーと同じで、血統を見るとヒシアケボノが半兄(母が一緒で父が別。先に生まれたのがヒシアケボノのため半兄)に当たります。

   

デビュー戦では1,200m戦で圧勝。次走の函館3歳Sもレコード勝ちの圧勝で、一躍世代の上位に躍り出ます。しかしその後に骨折をすると、治った初戦に朝日杯3歳Sを選択。ですが単勝1.3倍の支持を受けたグラスワンダーに完敗し、4着に敗れます。

その後は中3週で地方の全日本3歳優駿(ダート)を制し年明けのシンザン記念で2着としますが、ここで再び骨折。次に始動するのはそこから1年先になります。

   

翌年に復帰したアグネスワールドは短距離に戦場を定め、好走はするものの優勝には至りません。しかし敗北した安田記念から馬が変わったのか、復帰6戦目の北九州短距離Sでレコード勝ちを収めます。

そして次走も勝利しOPを連勝すると、この馬の能力を信じる陣営は次の舞台にフランスのアベイ・ド・ロンシャン賞を選択。当日は4番人気に甘んじますが、レースでは他の馬をクビ差凌いで優勝。海外で見事その力を証明してみせました。

   

以降は国内でスプリンターズSを2年連続2着など、国内GⅠの戴冠には至りませんでしたが、イギリスのジュライCで再び海外GⅠを制するなど力を示し、最後は故郷のアメリカで開催のBCスプリントで引退レースを走りました。

この辺りの時代までは、海外競馬に日本競馬が通用しない構図がずっと続いていました。その中での海外勝利は、今の時代の勝利と違いとても価値のあるものでした。

◆ 実装済みのウマ娘との関連

黄金世代

まずは何より、アグネスワールドも黄金世代に当たります。

そうなれば同期には当然スペシャルウィークグラスワンダーセイウンスカイエルコンドルパサーキングヘイローなど、豪華な顔触れが揃っています。

特に、距離短縮の道を選んだキングヘイローとはよく顔を合わせており、引退までにGⅠの舞台で4度も顔を合わせています。(お嬢の高松宮記念制覇の時も3着に入っている)

アグネスワールドキングヘイロー
1999年 安田記念8着(7人気)11着(2人気)
1999年 スプリンターズS2着(1人気)3着(4人気)
2000年 高松宮記念3着(2人気)1着(4人気)
2000年 スプリンターズS2着(1人気)7着(6人気)

1999年の安田記念に関しては、グラスワンダーキングヘイロー、そして同じく海外で結果を残したシーキングザパール、最近サポート実装されたシンコウウインディなど多くの馬とレースで競っています。

もちろん、冒頭で話した半兄のヒシアケボノもお忘れなく。

◆ 実装の可能性を考えた理由

アグネスワールドを取り上げた理由ですが、まとめると以下になります。

・アグネスの馬主様から許可をもらえている(タキオンデジタルなど実装済みから)

・現在の短距離馬が物足りなく感じる

・黄金世代は中長距離メインなので、短距離にスポットが当たる可能性

・人気のキングヘイローのシナリオに幅を持たせるのに有効(顔合わせの数、内容から)

・前後の時期に同じく海外を制したエルコンドルパサータイキシャトルシーキングザパール
 アグネスデシタル
らと海外組が構築できる

一番の課題である馬名使用の許可は大丈夫そうなので、(ワールドだけ使用許可が下りない理由をご存知の方はコメントで教えてくださると助かります)以上のプラス要素から実装の可能性に至りました。

GⅠ戴冠がない場合でも実装されているウマ娘はいる(同じ短距離ならビコーペガサスはGⅢまでしか勝てていない)ので、海外実績のあるアグネスワールドなら尚更に実装されても良いのではないでしょうか。

   

半兄のヒシアケボノもスプリンターなので、そこも上手くシナリオに影響しないかなと思ったり。

◆ まとめ

いかがだったでしょうか。あくまで個人的な意見なので、読み物として消化してもらえると幸いです。

   

実装して欲しい競走馬はとても多いのですが、許可の関係で取りやめになったビッグネームの競走馬も複数います。

そこに対して何とかしようと、先日のセレクトセールであったりと様々な動きを見せているようなので、良い結果に期待しつつのんびり待ちたいと思います。

   

読んでいただきありがとうございました。

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