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さて今回は【歴代優勝馬】。内容としては、週末にGⅠがある際にそのレースで優勝しているウマ娘のモデル馬についてまとめていく記事になります。
そして今週末は【朝日杯フューチュリティステークス】、2歳(旧3歳)の王者を決める一戦です。
よろしくお願いいたします。
◆ 朝日杯を勝利した競走馬
それでは、制した順番に振り返ってみましょう。
・マルゼンスキー(第28回/1976年)

獲得タイトル:朝日杯3歳S
ご存知のマルゼン姉さん。エンジンの違いで圧勝の山を築きました。
しかし強すぎることで相手が揃わないことも。キャリアの8戦の内、最も多かったレースでもわずか9頭。レースが成立する5頭ギリギリのレースはなんと3度もあるなど、海外からの持込馬のためレースが選択できない+強さから避けられてしまうことが悩みの種でした。
当時の競馬界を牽引していたTTG(トウショウボーイ・テンポイント・グリーングラス)との対決を期待される有馬記念直前、屈腱炎が原因で回避、そのまま引退となってしまいますが種牡馬として多くの重賞馬を輩出しました。
・サクラチヨノオー(第39回/1987年)

獲得タイトル:朝日杯3歳S・日本ダービー
1988年のダービー馬ですね。シンデレラグレイで読んだ方も多いと思います。
メジロアルダンを再逆転しての優勝は大変見応えがありましたね。皐月賞の時に同じような展開から3着に敗れていたので、そのシーンが頭をよぎったファンの方も少なくなかったのではないでしょうか。
日本ダービーの後は屈腱炎もあり16着→16着で引退となりましたが、日本ダービーの走りは非常に印象強く、プレイアブルキャラとして実装された場合の育成シナリオに大きく期待しています。

・アイネスフウジン(第41回/1989年)

獲得タイトル:朝日杯3歳S・日本ダービー
日本ダービーで15年振りに先頭逃げ切りを決めた馬ですね。また、その際はレコード優勝でした。
しかし死力を尽くしての渾身の走り。ゴール板を駆け抜けた後は疲れがどっと押し寄せ、観客に見守られながらゆっくりとターフを後にします。その際に生じた中野騎手に対する声援は「中野コール」と呼ばれ、今でもダービーの季節になると話題に挙がる名シーンとなっています。
・ミホノブルボン(第43回/1991年)

獲得タイトル:朝日杯3歳S・皐月賞・日本ダービー
無敗の三冠に王手をかけた坂道の申し子。しかし三冠が潰えた菊花賞が、そのままラストランとなりました。
その後が非常に楽しみだった1頭ですね。元々短い距離が戦場と考えられていただけに、後年のキングヘイローが短距離に活路を見出したような幅広い距離での活躍が期待できました。
因みに、この翌年クラシックで惜敗が続いていたビワハヤヒデは夏を越えてビルドアップに成功し、見事な内容で菊花賞を制覇。この、菊花賞に向けてのビルドアップのために参考にしたのが、ミホノブルボンの坂道特訓だったという話が残っています。
・ナリタブライアン(第45回/1993年)

獲得タイトル:朝日杯3歳S・皐月賞・日本ダービー・菊花賞・有馬記念
ご存知シャドーロールの怪物。歴代最強馬と語るファンも少なくない、史上5頭目の三冠馬です。
その魅力は何といってもクラシックが進むに連れて広がる着差。休養明けの神戸新聞杯こそスターマンに一矢報われますが、以降は菊花賞で7馬身差を見せつけての三冠達成、暮れの有馬記念制覇と向かうところ敵無しでした。
古馬になって戦う相手として一番に浮かぶのは当然マヤノトップガンですが、今後の実装に期待したいのは天皇賞春でブライアンに完勝したサクラローレル。いつか実装されると思いますので、その時が楽しみです。

・フジキセキ(第46回/1994年)

獲得タイトル:朝日杯3歳S
怪我に泣いた幻の三冠馬です。しかし、産駒はその能力を強く引き継いでいきました。
日本の競馬を変えた大種牡馬サンデーサイレンスの初年度産駒です。自身も種牡馬になってから優れた子を多く輩出し、GⅠ馬は芝でキンシャサノキセキ、ダノンシャンティ、ストレイトガールにイスラボニータなど。ダートでは屈腱炎から復活を果たすカネヒキリなどを送り出しています。

・グラスワンダー(第49回/1997年)

獲得タイトル:朝日杯3歳S・有馬記念(4歳・5歳)・宝塚記念
グランプリ三連覇の偉業を成し遂げたお祭りホース。スペシャルウィークと叩き合った99,有馬記念は個人的にかなり好きなレースになります。
面白いのは黄金世代との顔合わせ。エルコンドルパサーとは4歳の毎日王冠、セイウンスカイ、キングヘイローとは4歳の有馬記念で顔合わせをしていますが、なんとスペシャルウィークはアニメでも描かれた5歳の宝塚記念まで顔を合わせたことがないんですね。意外なことに。
なんなら他のサイレンススズカ、エアグルーヴ、メジロドーベル、メジロブライト、マチカネフクキタルなどもスペシャルウィークより前にレースで顔を合わせていますから、強い関係性のイメージの割に出会いは他より遅かったりします。
◆ まとめ
いかがだったでしょうか。何か一つでも新しい知識が見つかれば嬉しく思います。
朝日杯を勝つ馬も大事なのですが、新しくホープフルSが創設されたのでそちらも注目していきたいですね。来年のクラシック初戦である皐月賞と全く同じ条件で開催されるので、ホープフルSの好走馬は必然的に皐月賞で注意したい馬となります。
しかし有馬記念のクロノジェネシスはどうなりますかね。引退レースですが勝てば史上初のグランプリ四連覇、今後現れるか分からないレベルの大偉業になります。
同脚質のエフフォーリアであったり、逃げて勝機を見出すタイトルホルダーであったり新世代も参戦する大一番、今から非常に楽しみです。
今回はここまで。また次回もよろしくお願いいたします。
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