こんにちは。
8月も後半でもうすぐ9月。気付けば来年の話題でいっぱいになるんでしょうね…。
さて今回は【ガチャPU】、エイシンフラッシュをご紹介したいと思います。
ついに来ましたか…人気はかなりありましたし、来るべくして来たなという印象です。そしてまたもトレンドに上がるタマモクロス…私も待ってますよ…。
日本ダービーで見せたその驚異的な末脚は、ライバル全てを撫で斬った。
◆ 競走生活(2009/07~2013/11)
エイシンフラッシュ | |
生年月日 | 2007年3月27日 |
両親 | 父:キングズベスト 母:ムーンレディ |
性齢 | 牡14歳 |
デビュー | 2009年7月12日 |
引退レース | 2013年11月24日 ジャパンカップ |
競走成績 | 27戦6勝 |
獲得賞金 | 中央:7億5607万2000円 |
GⅠ実績 | 2010年:日本ダービー 2012年:天皇賞秋 |
現在 | レックススタッド 日高郡 新ひだかで種牡馬 |
2007年に父キングズベスト、母ムーンレディから誕生します。日本生産ですがドイツからの持込馬になり、ドイツ色の強い血統となっています。また、馬名は冠名+閃光が由来。
デビュー戦は阪神1,800m。5番人気となりレースでは中団から差しに行きますが、前が止まらず6着と敗れます。しかし次走の京都2,000mでは2番人気に推されると、メンバー最速の上がりで優勝。未勝利を脱します。
勝ったことで進んだオープン戦で3着となると、次走は500万条件に戻りエリカ賞へ出走します。
過去の優勝馬にはアドマイヤベガ、クロフネ、キングカメハメハなど名馬が名を連ねる登竜門的レースでしたが、クビ差の接戦を制し優勝。翌年のクラシックへ弾みを付けて2歳を終えます。
3歳になり始動戦は京成杯。ここでも1番人気に推されると、3番手で進めながら最速の上りを繰り出し優勝。これで5戦3勝の3勝全てで最速の上りを記録したことになり、その末脚は世代でも屈指のものになります。
皐月賞まで3か月空くことから、もう1レース使おうと考えますがこのタイミングで熱発。これにより皐月賞へ直行となると、休み明けに加えて4連勝で来ているヴィクトワールピサなど相手も揃い、最終人気が11番人気と大きく評価を落とします。
レースは前崩れの展開。最後の直線で差してくる各馬の中から、内を突いた1番人気のヴィクトワールピサが抜け出します。エイシンフラッシュも外から飛んできますが、ゴール板では他2頭との大激戦。
結果はハナ差の3着となり無事切符を入手。いざ日本ダービーへ。
そして迎えた日本ダービー。この年の日本ダービーは非常に強力なメンバーが揃います。二冠を狙うヴィクトワールピサ、無敗の青葉賞での衝撃ペルーサ、皐月賞2着ヒルノダムール、末脚強烈ルーラーシップ、2歳王者ローズキングダム。いや本当に豪華だと思います。
※ ペルーサは後に低迷しますが、青葉賞の衝撃を忘れられず馬券を追い続けるファンが続出した。
エイシンフラッシュは皐月賞3着も展開が助けたと見られ7番人気までとなりますが、レースが始まると人気を覆す非常に強力な走りを披露します。
レースは終始スローペース、有力馬はじっくり脚を溜め控え続けます。風船をギリギリまで膨らませたような展開は最後の直線まで続き、仕掛けが始まるとそれは凄まじい勢いで弾けます。
9/16頭が上り33秒台を刻む中、抜けてきたのはローズキングダム。馬場の中央から一気の加速で先頭に立ちゴールへ飛び込みを図りますが、内からその脚を越える末脚で迫る馬が1頭。そう、エイシンフラッシュです。
残り200mを切り抜け出したエイシンフラッシュ目がけローズキングダムが必死に追ってきますが、最後まで差は詰まらずクビ差でゴール。悲願の日本ダービー制覇となりました。
また、終わってみればこの2頭だけ上り32秒台を刻んでおり、エイシンフラッシュの上り32.7は未だに日本ダービーの最速上り記録となっています
休養を挟み秋の神戸新聞杯へ出走しますが、ここはローズキングダムに雪辱を許し2着。その後も筋肉痛で菊花賞を土壇場で回避した後、ジャパンカップ、有馬記念へ挑みますが7着、8着と共に伸びを欠き連敗の形で3歳を終えます。
4歳は勝利のない年に。大阪杯3着から始動し天皇賞春2着、宝塚記念3着と善戦しますが、休養した後は天皇賞秋6着、ジャパンカップ8着と精彩を欠く結果に。それでも有馬記念ではこの年の三冠馬オルフェーブルの2着に入り、ダービー馬の意地を見せます。
5歳になると初戦にドバイワールドカップを選択。これはダートからオールウェザーに馬場が変わったことによるもので、レースも日本馬最先着の6着と健闘します。(スマートファルコン10着、トランセンド13着)
しかし帰国後は宝塚記念6着、毎日王冠9着とピークを過ぎたかと思わせるレースが続きますが、次走の天皇賞秋では激走。快速馬シルポートが大逃げを打つ展開から鋭く内を伸び、彼の日を彷彿とさせる走りで日本ダービー振りのGⅠ優勝を果たしました。
ここで有名な話として、ウイニングランから戻った鞍上のM.デムーロ騎手は、スタンド前で天覧されていた明仁天皇、美智子皇后へ向かってヘルメットを脱ぎ、下馬した上で最敬礼をしています。
その後はジャパンカップ9着、有馬記念4着と走り5歳を終えると最後の6歳シーズンへ。
6歳は大阪杯3着、香港GⅠ3着とし上半期は2戦のみ。下半期は毎日王冠で覚醒前のジャスタウェイを差し切り優勝しますが、連覇を狙った天皇賞秋では覚醒したジャスタウェイに敗れ3着に。
そして4年連続のジャパンカップ。4度目の正直といきたいところでしたが、なんとなんとの先頭逃げ。逃げる馬がおらず押し出されたエイシンフラッシュが逃げ切れるわけもなく、最後は沈んで10着となってしまいました。
レース後には歩様の乱れが確認され、大事を取って引退レースの有馬記念を回避。ジャパンカップをもって引退となりました。翌12月20日には引退式も行われ、種牡馬へと夢は続いています。
27戦6勝(6-3-7-11)
GⅠ:日本ダービー 宝塚記念 他2着2回
獲得賞金:7億5,607万
◆ 史実から見るシナリオ考察

オルフェーブル、ジェンティルドンナ、ジャスタウェイ、ブエナビスタ、ゴールドシップと凄まじい時代です。長く現役をやっていたのもありますが、この時代の名馬とほとんど走ってるんじゃないですかね。
しかし、その中でウマ娘に実装されている子は果たしてどんなものでしょう。ということでいつも通り、史実の結果と実装済の子を見てみましょう。
エイシンフラッシュ | トーセンジョーダン | ゴールドシップ | |
2010年 有馬記念 | 7着(5人気) | 5着(7人気) | ―――――― |
2011年 宝塚記念 | 3着(3人気) | 9着(9人気) | ―――――― |
2011年 天皇賞秋 | 6着(3人気) | 1着(7人気) | ―――――― |
2011年 ジャパンカップ | 8着(5人気) | 2着(6人気) | ―――――― |
2011年 有馬記念 | 2着(7人気) | 5着(3人気) | ―――――― |
2012年 天皇賞秋 | 1着(5人気) | 13着(7人気) | ―――――― |
2012年 ジャパンカップ | 9着(5人気) | 6着(10人気) | ―――――― |
2012年 有馬記念 | 4着(3人気) | ―――――― | 1着(1人気) |
2013年 天皇賞秋 | 3着(3人気) | 11着(10人気) | ―――――― |
2013年 ジャパンカップ | 10着(3人気) | 3着(11人気) | 15着(2人気) |
このような形に。トーセンジョーダンと大変多くのレースを共にしているんですね。逆にシナリオの印象ほどゴールドシップとは走っていません。1走はドバイのファル子のみ。
あ、ファル子との同室記事もあるので、こちらも何卒お願いいたします。

こう見ると一番シナリオに絡むのはトーセンジョーダンですかね。1歳年上ですが、同期に実装済みの子がいないので仕方ないかと…。あっ、因みにゴルシは2歳年下です。
あとはこちら

3着が多い組ですかね? エイシンフラッシュは3着7回、ナイスネイチャは3着8回ですので、この関係性でナイスネイチャも絡んでくる可能性があります。
ということで、シナリオで多く絡む子の予想はトーセンジョーダン、ゴールドシップ、スマートファルコン、ナイスネイチャという結論になりました。
では最後に、目標レースの予想で終えたいと思います。クラシックから古馬まで活躍した馬なので、平均的な目標設定になると思いますが果たして。
レース | 目標 |
デビュー戦 | なし |
京成杯 | 3着以内 |
皐月賞 | 3着以内 |
日本ダービー | 2着以内 |
有馬記念 | 5着以内 |
天皇賞春 | 3着以内 |
宝塚記念 | 3着以内 |
天皇賞秋 | 2着以内 |
有馬記念 | 1着 |
天皇賞秋は1着で隠しシナリオが出てきたりするんじゃないかと。
◆ まとめ
いかがだったでしょうか。楽しんでいただけたなら幸いです。
この時代は実装されていない競走馬が激強なので、許可が下りていないとどうしても手薄になっちゃいますよね。オルフェーブルは凱旋門賞連続2着、ジャスタウェイはドバイシーマクラシック優勝後に世界ランキング1位ですし。
そんなオルフェーブルに強烈なタックルをかますのがジェンティルドンナで、皆さんご存知のゴールドシップ馬券沈没もこの時代です。非常に濃いですね。だからこそ、実装があるのなら色々書きたいと思っています。
ウマ娘なしで気になる声が多ければ、もちろん喜んで書きますけどね。
それでは今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。