【ガチャPU】王から姫へ継がれたもの カワカミプリンセス #028

ウマ娘

こんにちは。

マカヒキ5年振りの優勝は痺れましたね! 非常に嬉しかったです。

さて今回は【ガチャPU】、カワカミプリンセスをご紹介したいと思います。

お姫様キャラなのに力で解決するタイプ…個人的にすごく好きです。可能なら欲しいですね。

それでは、今回もよろしくお願いいたします。

   

王たる父から受け継いだその末脚は、同世代のライバルたちを見事に蹴散らした。

◆ 競走生活(2006/02~2009/11)

カワカミプリンセス
生年月日2003年06月05日
両親父:キングヘイロー  
母:タカノセレクタリー
性齢牝18歳
デビュー2006年02月26日
引退レース2009年11月15日
エリザベス女王杯
競走成績17戦5勝
獲得賞金中央:3億5,089万
GⅠ実績2006年:優駿牝馬
2006年:秋華賞 
現在三石川上牧場にて繋養

   

2003年に父 キングヘイロー母 タカノセクレタリーから誕生。

父のキングヘイローは有名な黄金世代を担った1頭。大変な良血でGⅠ制覇を期待されましたが中々勝てず、戦場を短距離に移した高松宮記念で悲願のGⅠ制覇を果たしています。

母のタカノセクレタリーはアメリカの馬。父は史上初のアメリカ無敗三冠馬シアトルスルーですが、日本で新馬勝ちを収めた産駒は2頭。もちろんその内の1頭はカワカミプリンセスですが、もう1頭はそれ以降勝つことができず、実質カワカミプリンセスのみが活躍をしました。

   

デビュー戦は阪神芝1,400mから。デビューが遅れ3歳の2月から始動となった初戦のオッズは33.0倍の9番人気と、決して期待されている馬ではありませんでした。

しかしレースでは果敢に先頭で逃げると、最後の上り3Fも全体2位の時計を刻むなど強い競馬で完勝。見事新馬戦を勝ち上がると、6番人気で迎えた次走の君子蘭賞では、前走から一転16番手から進め最後は差し切り2連勝。脚質の自在性を見せつけます。

   

3戦目はOPのスイートピーS。桜花賞には間に合わなかったものの、単勝2.2倍の1番人気に推されると次は中団からキッチリ差し切り3連勝3戦全てで異なる位置から競馬をしての全勝と、その素質の高さを改めてアピールしたカワカミプリンセスは、ついに大舞台オークスへ駒を進めます。

   

迎えたオークスは3番人気。上位には桜花賞の1着キストゥヘヴンに2着のアドマイヤキッスなど、同世代の一線級が待ち受けます。

レースは先行気味に進め、勝負所を迎えると2番手から逃げ込みを図るアサヒライジングを残り100mで交わし先頭へ。外からは桜花賞での大敗から巻き返しを誓うフサイチパンドラが猛追してきますが、結局これを3/4馬身差で凌ぎ優勝。見事無敗でのオークス制覇を成し遂げました。

   

その後は休養に入り、秋の初戦はなんといきなり秋華賞。+8kgと夏を越して成長が窺える馬体を作ってくるものの人気は2番人気止まり、1番人気にはトライアルレースであるローズステークスを制してきたアドマイヤキッスが推されます。

レースは中団から少しずつ押し上げる形で進め、最終コーナーで4番手から絶好の手応えで先頭へ躍り出たアサヒライジングを外から強襲。鋭く差し脚を伸ばすと、最後はしっかり捕らえ半馬身差で優勝無敗の二冠を達成しました。

   

無敗の二冠から余勢を駆り臨んだ古馬との初対戦はエリザベス女王杯。無敗の5連勝中ということもあり古馬を相手に1番人気の支持を獲得。しかし2番人気との差はほとんどなく、オッズ的には前年の女王スイープトウショウとの2強状態で発走へ向かいます。

レースは得意の差し脚を活かすために中団で待機し、第4コーナーを回ったところで鞭が入りますがここでアクシデントが。勢いよく加速したカワカミプリンセスは真っ直ぐ走ることができず他馬の進路を遮るように斜行、実際に1頭とぶつかりながら進出し危うい形での1着でゴール板を駆け抜けます。

   

しかしこれに審議のランプ。結果として接触した馬、それに関連する他馬への進路妨害と認められ1着から12着へ降着処分に。騎乗した本田騎手も自身の責任をコメントしており、無敗記録は残念な形で途切れることになってしまいました。

ですが無敗のオークス、秋華賞優勝は非常に高く評価されこの年の最優秀3歳牝馬に輝きます。エリザベス女王杯での結果があれど未だ6戦5勝(GⅠ2勝)。古馬での活躍を当然期待されますが、結論を言うとこの先に優勝の二文字は訪れませんでした。

  

約6ヶ月の休養明けで臨んだ古馬初戦のヴィクトリアマイル10着、翌月の宝塚記念6着と思わぬ結果から始まった4歳シーズンは、7月末の調教中の怪我(右第1指(趾)節種子骨の骨折)で約1年の休養見込みと、結果を残せず終わってしまいます。

しかし翌年5月に金鯱賞で復帰するとそこで3着、続く秋には府中牝馬S、エリザベス女王杯と連続で2着とかつての走りを取り戻したように見えましたが、その後は再び低迷。最終的に翌年の6歳秋まで走り最高が大阪杯(当時GⅡ)での3着と、かつての輝きには至らず引退となりました。

   

怪我の影響や加齢に伴う競走能力の低下、強いライバル(1歳下にダイワスカーレットウオッカがいた)など厳しい条件が重なった同馬。連勝が途切れた後は勝ちがない右下がりの成績とはなりましたが、3歳時の鋭い切れ味はファンの心に大変な衝撃を残したことでしょう。

17戦5勝(5-2-2-8) 
GⅠ:オークス、秋華賞

獲得賞金:3億5,089万

◆ 史実から見るライバル関係

   

キングヘイローに種牡馬として初のGⅠタイトルをプレゼントした競走馬ですね。そのためかゲーム内での交流は非常に盛んで、今回の実装までにも多くのイベントでそんな場面を見かけました。

それでは、キャリアの中で共に競ったことのある実装馬を見てみます。

カワカミプリンセススイープトウショウウオッカ
2006年 エリザベス女王杯12着(1人気)2着(2人気)――――――
2007年 ヴィクトリアM10着(1人気)9着(2人気)――――――
2007年 宝塚記念6着(6人気)――――――8着(1人気)
2009年 ヴィクトリアM8着(2人気)――――――1着(1人気)

   

少ないですね。ウマ娘は基本的に2000年より前の馬が多く近年に近付くに連れ実装が少ない傾向があるため、このような結果になっています。1走だけの馬を加えてもダイワスカーレットが増えるだけです。

シナリオで関わる子に関しては、引けた方はシナリオで把握しているかと思いますが、私は引けませんでしたので分かりません。もう一度言います、引けませんでした。…..ああ!!!

考察はしますがネタバレ記事にはしません(引けて書く場合はドトウの時のように別記事を組みます)ので、シナリオがどの子と進行するのかはご自身の目でお確かめください。

   

では最後に、いつもなら目標レース予想ですが今回は実装後の記事になりますので各ステータスを史実と照らし合わせて終わりにしましょう。あ、因みに目標レースは史実に沿ってて良かったです。

バ場芝:Aダート:G――――――――
距離短距離:Dマイル:B中距離:A長距離:F
脚質逃げ:G先行:C差し:A追込:D

   

短距離はデビューから2戦2勝、唯一の2,401m以上となる2008年有馬記念も6番人気7着と考えた場合、この2つに関してはもう1段階上でも良いのかなという印象を受けました。

しかしこの場合、短距離はCとなり比較的容易にAの育成が可能になってしまいます。そうなってしまうと各距離におけるキャラクターの住み分けに支障が生じるため、このランクなのかなと。

   

個人的に距離適性については史実準拠で考えて疑問の残る設定が多いですが、それも各ウマ娘を尊重して一番輝ける距離を確保しているから、と考えれば納得できますね。

◆ まとめ


いかがだったでしょうか。遅れてすみません。

   

デビューからいきなり逃げ、追込、差しと自在に脚を使って全勝していたのすごいですよねこれ。すごいんですよ。

しかし連勝後の引退までもずっと安定しないんですよね。2番手~13番手から競馬を進めるような良く言えば器用、悪く言えば固定できないレースを続けています。競走馬は最終的に自分の必勝の型を作ることがほとんどなので、今回に関しては悪い方向にそれが出ていたのかなと。

そこに関係してくるのが怪我の影響なのですが、これは調べても分かりませんでした。もしご存知の方がいらっしゃれば教えていただけると幸いです。

   

それでは今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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