【ガチャPU】364日の激闘の果て メイショウドトウ #012

ウマ娘

こんにちは。

新ガチャ告知来ましたね。メイショウドトウです。

語る上で欠かせないのがテイエムオペラオー。もちろん語らせていただきます。

お馴染みの「救いはないのですか~」ですが、救いは訪れます。具体的には2001年の6月24日に。

◆ 競走生活(1999/01~2001/12)

   

こうも付き合いのあるライバルに出会うことは、そうそうある話ではありません。

   

1996年に生まれ、父Bigstone、母プリンセスリーマというアイルランド生まれの競走馬です。日本における両親の活躍は皆無に等しく、父は産駒6頭の内2勝以上したのはドトウのみ、母に至ってはドトウのみです。

気性は穏やかだそうで、サンデーサイレンスが非常に広がっている日本競馬からすると珍しいタイプ。しかしその気性故に勝負根性がやや足りていない印象で、ガンガン行くタイプではなかったようです。

   

デビューはダート1,800m戦と長目。1番人気に推されながら2着と敗れてしまいますがファンの期待は大きく、次走の未勝利は単勝1.3倍の1番人気で快勝。その後は4着、1着と続き5戦目のOPで初めて8着と大きく負けます。

ここで陣営は6戦目に初めて芝を選択。しかしダートから芝への転戦、しかも前走は8着ということで単勝37.1倍で今回も8着。結局ここから900万下(現2勝クラス)を勝ち上がるのに4戦を要します

   

しかし次走の昇級戦は1戦目で優勝。OPクラスに上がった状態で翌年に向かいます。

一方クラシック戦線では菊花賞が終了し、テイエムオペラオーは善戦するもタイトルは皐月賞のみに。

サポートドトウ

   

2000年に入り、年の初戦に選んだ日経新春杯で2着と好走すると、そこから中京記念1着、日経賞3着、OP1着、金鯱賞1着と素質が開花。順調にキャリアを積むメイショウドトウは、ついに初のGⅠ舞台、宝塚記念へ出走。

そしてここで初めて、長い付き合いになるテイエムオペラオーとの対戦が実現します。

   

ですが相手は年間無敗へ快進撃中、単勝1.9倍と圧倒的な支持を受けています。対するメイショウドトウはGⅡ勝利からの参戦も初の一線級が相手とあり、単勝23倍と中間評価。分の悪い勝負ですが、レースは意外な形を迎えます。

最終コーナーでテイエムオペラオーが抜け出すと、それに内から反応したメイショウドトウがクビ差2着の大健闘。グラスワンダーラスカルスズカといった他馬に先着すると、ここからGⅠ舞台での勝負がメインとなっていきます。

   

休養を挟んだ復帰戦のオールカマーは、宝塚記念の走りが評価され単勝1.9倍の抜けた評価に応え完勝。ピークを迎えたと言える状態で天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念の秋古馬三冠路線へ挑みます。

しかし全てにテイエムオペラオーも出走。この年の同馬は結果を言えば年間無敗の大記録を樹立しており、メイショウドトウは3走全てにおいて「2 1/2馬身差」「クビ差」「ハナ差」の2着に敗れます

特に2000年有馬記念はいわゆる「テイエムオペラオー包囲網」が敷かれた異様なレース。全ての競走馬、陣営が年間無敗を許すまいと張り詰める中、馬群を捌いてハナ差で優勝。ハッキリ言ってこの年のテイエムオペラオーは、過去でも最強格の馬だったと思います。

   

年が明けて2001年、日経賞を1着でパスして天皇賞春に出走するも5度目のオペラオーの2着。それでも諦めず6度目の対戦となった宝塚記念、ついにこの時を迎えます。

レースはメイショウドトウが好位で進め、テイエムオペラオーはそれを見る形。しかし最終コーナーでスムーズに抜け出したメイショウドトウとは真逆に、前が壁で立ち上がりながら外に進路を切り替えるテイエムオペラオー。覇王越え成るか。

    

外からテイエムオペラオーが鋭い差し脚で襲い掛かりますが、最終コーナーでの明暗は大きく、猛追は1/2馬身差まで。

自身初のGⅠ制覇はライバルとの出会いの場所であり、1年前から数えて6度目であり、そして願い焦がれた初めてのテイエムオペラオー戦での優勝でした

   

その後は天皇賞秋3着、ジャパンカップ5着、有馬記念4着と走って引退に。ライバルのテイエムオペラオーも同じローテーションで2着2着5着と勝ち切れず、優勝した4歳馬と3歳馬に世代交代をする形で引退すると、翌年には合同で引退式を行い、共にターフを去りました。

27戦10勝(10-8-2-7) 
GⅠ:宝塚記念 他2着5回

獲得賞金:9億2133万

◆ 実装済みウマ娘との関連・史実から見る目標レース

ドトウとオペラオー

さて、実装済みのウマ娘との関連ですが当然テイエムオペラオーですね。これはオペラオーのシナリオでも確認できますし、予想も容易なところ。

そしてアドマイヤベガも絡んできそう。ドトウ・オペラオー・アドマイヤベガは同期なのですが、ドトウは古馬になって出てくる馬なのでクラシックは一切出ていません。

つまり、菊花賞で引退したアドマイヤベガとドトウは史実では関連が無いのです。なのでどう絡んでくるのか、非常に楽しみです。

   

そして史実で2度以上の対戦歴があるのはご覧の通り。

 メイショウドトウ テイエムオペラオーグラスワンダーマチカネフクキタル
2000/03/26
日経賞
3着(4人気)――――――1着(6着)――――――
2000/05/27
金鯱賞
1着(3人気)――――――――――――10着(8人気)
2000/06/25
宝塚記念
2着(6人気)1着(1人気)6着(2人気)
※ここでグラス引退
8着(10人気)
エアシャカール
2000/10/29
天皇賞 秋
2着(2人気)1着(1人気)――――――――――――
2000/03/26
ジャパンカップ
2着(5人気)1着(1人気)14着(3人気)――――――
2000/12/24
有馬記念
2着(2人気)1着(1人気)――――――――――――
2001/04/29
天皇賞 春
3着(2人気)1着(1人気)8着(4人気)――――――
2001/06/24
宝塚記念
1着(2人気)2着(1人気)5着(3人気)――――――
2001/10/28
天皇賞 秋
3着(2人気)2着(1人気)――――――――――――
2001/11/25
ジャパンカップ
5着(3人気)2着(1人気)――――――――――――
2001/12/23
有馬記念
4着(2人気)5着(1人気)――――――――――――

横幅の関係で、グラスワンダーの宝塚記念から下はエアシャカールの表として活用しています。

何頭か一緒に走ってはいますが、エアシャカールの4度を除けばほとんどオペラオーのみになります。因みに引退レースとなる有馬記念の優勝馬はマンハッタンカフェです。

黄金世代の直後なので、谷間世代や強豪不在など言われているのを見かけますが、その巡りあわせ込みで競馬なので、その時代の強者は強者としてしっかり認識していきたいと個人的には思います。

   

さて、今回はガチャ更新後の記事なので能力や目標レースを確認してみましょう。

パラメータ
レース目標
デビュー無し
クラシック級 04月 前半までファン6,000人
クラシック級 10月 後半までファン15,000人
日経新春杯3着
金鯱賞1着
宝塚記念2着
天皇賞 秋2着
ジャパンカップ2着
有馬記念1着

ダートはEですね。ダートのOPで8着負けしていることもあり、ここは妥当かと。

距離に関しても1,800m以下は2走のみで8着、4着。他は全て2,000m以上で成績も安定していたのでこれも納得です。脚質も前目押し切りが多かった史実通りで、モデルに沿った能力だと思います。

   

目標はクラシック戦線に参加できなかったことがキッチリ反映されてますね。その代わり5着目標は0で全体的に高い目標に。宝塚記念での勝利は求められませんでしたね。

ファン数推移は全勝で20万人届くかな? くらいでしょうか。シニア級終了時25万人はあまりプラスで出走させなくても届きそうですね。

◆ まとめ


いかがだったでしょうか。メイショウドトウについてまとめてみました。

   

メイショウドトウのドラマは2000年~2001年なので、シニア級が1年しかないゲーム上で再現できないのがもったいないなーと思いました。1年間負け続けての逆転は熱いのですが。

結局GⅠで勝ったのも宝塚記念だけなので、本当にテイエムオペラオー絡みのドラマが多いんですよね。リョテイさん出せるなら話が変わってくるのですが…(阿寒湖特別)

   

ということで以上です。次回もよろしくお願いします。

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