【質問箱】ウマ娘たちの「二つ名」の元ネタって?(6/5) #038

ウマ娘

こんにちは。

お久しぶりです。今回はウマ娘の二つ名について(6/5)回になります。

前回から時間が経ち新しい子も増えたので久しぶりに書こうと思った次第です。

それではよろしくお願いします。

◆ キャラクター別「二つ名」の由来

・カワカミプリンセス「おませな姫君」

   

王と姫ということでキングヘイローの娘さんがカワカミプリンセスな訳ですが、名前に負けないような実績を本当に残してしまう辺りに競馬のドラマ性を感じてしまいます。

   

さて、おませとは調べると「年齢に対して大人びている様子」など出てきますがここで当てはまる言葉は「早熟」でしょう。カワカミプリンセスはデビューから無敗の5連勝でオークス、秋華賞を制覇。続くエリザベス女王杯も降着となるものの先頭でゴールを駆け抜けるなど、3歳から活躍していました。

しかしその後は好走するものの優勝には至らず、6歳の引退レースであるエリザベス女王杯を終えて最高が前年の同レース2着と、最後まで勝ち星を重ねることはできませんでした。

・マンハッタンカフェ「漆黒の幻影」

   

これは馬体の毛色+幻影についてとなりますが、幻影の説明については明確なソースを見つけることができませんでした。差し脚を伸ばす様であったり、サンデーサイレンスとしてドラマに出演していたから等ありますが、何が由来になっているかは定かではありません。

   

競走馬としては菊花賞を制した同年に、世紀末覇王のラストランとなる有馬記念で優勝。翌年になると初戦の日経賞こそ不覚を取りますが、次走の天皇賞春で優勝。GⅠを3戦3勝とします。

因みに過去で3歳菊花賞→3歳有馬記念→4歳天皇賞春を制したのは皇帝シンボリルドルフのみとなっており(その時は4歳→5歳)、今現在もこの2頭だけの記録となっています。

   

種牡馬となってからも大変優秀で2006年~2017年の活動の内、2008年~2017年でトップ10にランクイン。2009年にはリーディングサイアーに輝いています

・トーセンジョーダン「負けず嫌いのギャル」

   

競走生活中に悩み続けた爪の問題(裂蹄)から爪を気にする描写が多くなる=爪を気にするキャラクターということでギャルという設定になったのではないかと考えます。負けず嫌いというのは、栗東トレセンでボス的な立ち位置だったところに由来するものかと。

   

史実で勝利したGⅠは天皇賞秋のみですが、この天皇賞秋が衝撃の内容。ごまかしの効かない東京2,000mでなんと従来のレコードタイム(ウオッカの記録)を1.1秒も更新するレコードで優勝。

この記録はアーモンドアイでも届かず、現在もレコードホルダーとして君臨しています。

・メジロドーベル「クールビューティー」

   

こちらはクールなキャラクターと史実の母馬である「メジロビューティー」をかけて付けられた二つ名かと思われます。母のメジロビューティーは特殊な血液型だったため、生まれてからの初乳は他の馬からもらったエピソードが残っています。因みに父はメジロライアン

しかし史実のメジロドーベルはクールとは正反対の気性だったようで、「激しい気性」であったり「気性に難があった」など気性に問題があった旨のコメントが多く残っています。

   

成績に関しては桜花賞2着、オークス1着、秋華賞1着と惜しくも三冠とはなりませんがメジロ最多のGⅠ5勝。1998年のエリザベス女王杯では、1997年6月のマーメイドステークスから牝馬に対し約1年4ヶ月先着を許さなかった女帝エアグルーヴに対し先着、優勝を果たしました。

・ファインモーション「きままなお嬢様」

   

ゲームの中での様子やアニメでラーメンを振舞っているシーンなど、ウマ娘のファインモーションにピッタリの二つ名ですね。しかしこちらを史実で考えると、大型連勝後から折り合うことが少しずつ難しくなり逃げたり追い込んだりと脚質が安定しなかったことに繋がるのかなと思います。

しかしそれでも最後は3歳時の先行押し切りではなく差し競馬で固定。引退前の札幌記念では最後方から見事な追い込みを決め重賞5勝目を挙げるなど活躍。引退して振り返ればデビューから引退まで最も人気薄でも3番人気など、ファンからの人気が厚い馬でした。

   

引退後は購入時の目的であった繁殖生活へ移り、初年度にキングカメハメハと配合しますが不受胎に。その後検査をすると医学的に子どもが生めない体であったことが判明し、以降は功労馬として繋養。現在も牧場で過ごしています。

・タマモクロス「白い稲妻」

   

シンデレラグレイもありよく耳にしますね。こちらはタマモクロスの父であるシービークロスが後方からの鋭い追い込みで重賞を制する様が当時「白い稲妻」と呼ばれており、タマモクロスも同様の理由から同じ呼ばれ方をしていたのが由来になります。

特に8連勝中は8戦中6戦でメンバー上がり最速を記録するほどの強烈な末脚を持ちながら、世紀の葦毛対決となった天皇賞秋では2番手からの競馬を展開。最後は後ろからオグリキャップがメンバー最速の脚で迫りますがこれを退け、この大一番を制しました。

   

そしてジャパンカップを挟んで迎えた引退レース有馬記念でしたが、思うように調整が運べなかったことが響きオグリキャップにリベンジを許す2着まで。しかし年度代表馬を始め5つの賞を受賞するなど、その実績は非常に高く評価されました。

◆ まとめ

   

前回のアグネスデジタルから12人増えていたので、半分の6人をご紹介しました。

   

最近ブログのウマ娘記事が更新遅くてすみません。画像での情報発信やnote、配信環境の改善など色々手探りでやっている現状ですので、ごゆるりとお待ちいただけたら幸いです…

そういえばブログ内のウマ娘記事のタグを編集してみたんですがお分かりでしょうか。以前より細分化し読みたい記事に飛びやすくしましたので、ぜひご活用ください。

そういえば先日初S+を育成できました。色んな子を少しずつ強くしたいと思います。

   

ということで今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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