【函館2歳S(GⅢ)】2歳世代の初重賞!1番乗りはどの馬だ! #23

JRAレース

こんにちは。

先ほど私の住んでいる場所は梅雨明け宣言されました。今年はしっかり梅雨してましたね…。

そして函館2歳Sです。新種牡馬の産駒も複数いますし、結果が楽しみですね。

それでは、今回もよろしくお願いします。

◆ コース・出走馬紹介

レース終盤

・コース説明


まず最初は、函館2歳Sについて説明します。

函館2歳S(GⅢ) 函館競馬場 1,200m 芝/右 1着賞金:3,100万

函館競馬場で行われる1,200m戦です。過去の勝ち馬にはタイキシャトルやシーキングザパール、エルコンドルパサーらと海外における日本馬の認識を変えたアグネスワールドがいます。

スタートは2コーナー終了地点のポケットから。スタートから3コーナーまでは緩やかな上り、後はゴールまで下りとなる小回りコースです。

最後の直線が短いこともあり、逃げ馬有利とされるため3コーナーまでの逃げ争いとなることが予想されます。

昨年は先頭を逃げたフォドラが4着、5番手追走のリンゴアメが1着も1着~4着までのタイム差は僅か0.1秒でした。

・出走馬紹介


次に出走馬の紹介です。人気順ではなく、馬番順で記載します。

馬番馬名性齢負担重量騎手前走日付前走結果
1枠1グランデ牡254.0坂井 瑠星6月20日新馬戦/函館/芝/1,600m 5着
2枠2フェズカズマ牡254.0横山 和生6月19日新馬戦/阪神/ダート/1,200m 1着
3枠3イチローイチロー牡254.0池添 謙一7月10日新馬戦/函館/芝/1,200m 1着
4枠4ポメランチェ牝254.0藤岡 佑介6月19日新馬戦/札幌//1,200m 7着
5枠5カワキタレブリー牡254.0加藤 祥太7月3日新馬戦/函館/芝/1,200m 1着
6枠6
7
カイカノキセキ
ラブミードール
牝2
牝2
54.0
54.0
鮫島 克駿
古川 吉洋
6月12日
6月24日
新馬戦/札幌//1,000m 1着
北海道/ダート/1,200m 5着
7枠8
9
トーセンヴァンノ
メリトクラシー
牡2
牝2
54.0
54.0
武 豊
C.ルメール
7月10日
6月13日
未勝利/函館/芝/1,200m 2着
新馬戦/中京//1,200m 1着
8枠10
11
リトス
ナムラリコリス
牝2
牝2
54.0
54.0
亀田 温心
泉谷 楓真
6月26日
7月3日
未勝利/札幌//1,200m 1着
未勝利/函館/芝/1,200m 1着

この記事の中で完結できるように、出馬表の一部を抜粋しました。ラブミードールは北海道競馬からの参戦です。

全馬の斤量が同じ理由は、牝馬が軽量の恩恵を得られるのが2歳10月からとなっているからです。

また、前走結果は今回の舞台に対して条件が重なる部分を太字にしています。全て太字であれば、全くの同条件かつ新馬勝ちの馬となります。

   

後述するデータを、こちらの出馬表と照らし合わせながら皆さんも予想を立ててみてください。

◆ 過去10年の傾向

パソコン操作


では次に、過去10年の函館2歳Sの結果から傾向を探ってみます。

・人気別の着順


まず最初に、人気別の着順は下記のようになっています。

1着2着3着着外勝率複勝率
1番人気3106.300.400
2番人気3124.300.300
3番人気1126.100.300
4~9番人気25350.033.166
10番人気以下12358.016.094

早い時期でキャリアも少ないことから、人気通りの決着とは行きにくい数字になっています。

そのため馬券が堅く決まらないのがポイント。しかし、大荒れと言う訳でもなく上位人気に中穴人気を紐づけると当たるイメージを持てます。

・枠の相性・臨戦過程


枠別の成績は、ご覧のようになっています。

1着2着3着着外勝率複勝率
1枠21015.110.167
2枠00316.000.158
3枠14311.053.421
4枠01217.000.150
5枠11017.053.105
6枠41114.200.300
7枠12016.053.158
8枠10118.050.100

3枠と6枠が良さそうです。特に3枠は過去10年で2桁人気が複数馬券になっているので、今年は小頭数で1頭ですが押さえても良いのではないでしょうか。

・脚質

次に、脚質別の成績はこのようになっています。

1着2着3着
逃げ431
先行336
差し322
追込021

前の馬で決まることが多いですが、差しが決まることもあるようです。

メンバーの中で逃げ馬が複数いる場合、まだ気性が幼いこともあり競り合ったままハイペースで前倒れのパターンが起こります。その場合は後ろの馬の出番なので、色んな形を考えておきましょう。

・血統

過去にこのレースで好走している種牡馬ですが、かなりばらけています。

個人的に挙げたいのはマツリダゴッホキンシャサノキセキ。あとは母の父でサクラバクシンオーが良さそうです。また、勢いのある新種牡馬ドレフォンシルバーステートも注目です。

対象馬は、フェズカズマポメランチェカワキタブレリーカイカノキセキメリトクラシーリトスナムラリコリスです。

・タイム差

出走馬同士の力関係の1つの見方になるタイム差ですが、今回はポメランチェとナムラリコリスカイカノキセキとリトスが同じレースに出走したことがあり、その時のタイム差が以下になります。

・ポメランチェ(1着)→ナムラリコリス(2着)ー0.6秒差
・カイカノキセキ(1着)→リトス(2着)-0.3秒差

特に現在1番人気のポメランチェは、追われず馬なりで圧勝レコード勝ちの内容となっており個人的にはオッズ以上に抜けた1番人気と見ています。

◆ 当てはまる馬・結論

パズル


ここまでの内容で選んだ馬が以下になります。(人気は 07/11 09:50時点)

・ポメランチェ  1番人気
・カイカノキセキ 2番人気
・メリトクラシー 3番人気
・リトス     6番人気
・フェズカズマ  7番人気

11頭しかいないのに5頭挙げるのどうなの、という話なのですが当てたいんですよ…。

上位馬と中位馬の組み合わせになりましたが、これに印を振って今回の予想とします。

・結論


買い目の結論は以下の通り。

「5月末から活動を始めほぼ全敗している」事実も上手く活用していただき、ご自身の予想の一助としてくだされば幸いです。

◎ ポメランチェ  1番人気
○ リトス     6番人気
▲ カイカノキセキ 3番人気
△ メリトクラシー 2番人気
△ フェズカズマ  8番人気

ポメランチェが本命です。新馬戦のパフォーマンスに加え母の父にサクラバクシンオーと、レースも血統も魅力十分。頭で考えます。対抗はリトス、そのポメランチェの新馬戦で負けたものの次走では圧勝。対抗まで押し上げていいと思います。

中穴は信頼の短距離向き種牡馬キンシャサノキセキ産駒のカイカノキセキ。あとは勢いのあるシルバーステート産駒に名手鞍上のメリトクラシー、初戦ダートも芝替わり通用期待でフェズカズマです。

   

2歳はレースを覚えさせる目的もあるので無理はさせません。まずは全馬の完走から、今後の飛躍を期待したいですね。

◆ まとめ


いかがだったでしょうか。どんな走りをするのか楽しみですね。

今回は1,200m戦ですが、これから少しずつ距離が伸びた番組が続々と行われ年末へと繋がっていきます。今のうちに推しの競走馬を見つけておくと、より一層楽しめるのではないかと思います。

今回は以上です。また次回よろしくお願いいたします。

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