【レパードステークス(GⅢ)】秋の大舞台へ向かって #27

JRAレース

こんにちは。

もう立秋だそうで。年末には何か大きいイベントとか企画したいですね。皆さん参加型の。

今回は「レパードステークス」。最近ゴールデンカムイ一気読みしたんですよね(レプンカムイ)。

それでは、今回もよろしくお願いします。

◆ コース・出走馬紹介

ダート戦

・コース説明


まず最初は、レパードSについて説明します。

レパードS(GⅢ) 新潟競馬場 1,800m ダート/左 1着賞金:4,000万

   

新潟競馬場で行われる3歳限定の1,800m戦です。過去の勝ち馬には2012年ホッコータルマエや明日のエルムステークスに出走するケイティブレイブなどがいます。

スタートはスタンド前から。全体的に高低差はありませんが、コーナーがきついことで有名です。そのため外を回せば遠心力に振られ、後方待機で直線に賭けると届かないケースが多発します。

  

その分直線が長いので、ポジションを取りに行きやすい反面、前での競り合いが熾烈になった場合は後ろの出番となります。実際に、2019年には前で進めた馬が馬券内に1頭も残れない結果となっています。

しかし傾向としては明らかな前残り。1番人気の安定感も売りのレースなので、前で競馬をする上位人気が軸には最適ではないでしょうか。

・出走馬紹介


次に出走馬の紹介です。人気順ではなく、馬番順で記載します。

馬番馬名性齢負担重量騎手前走日付近5走の好走歴
1枠1ラヴォラーレ牡356.0菅原 明良6月13日3歳以上1勝C(混合)1着
2枠2
3
レプンカムイ
タマモブトウカイ
牡3
牡3
56.0
56.0
鮫島 克駿
永野 猛蔵
7月10日
6月26日
3歳以上2勝C(混合)2着
3歳以上1勝C(混合)1着
3枠4
5
ホッコーハナミチ
オセアダイナスティ
牡3
牡3
56.0
56.0
浜中 俊
川田 将雅
7月10日
7月17日
3歳以上2勝C(混合)1着
3歳以上2勝C特別(混合)2着
4枠6
7
スマートパルフェ
ロードシュトローム
牝3
牡3
54.0
56.0
西村 淳也
木幡 巧也
7月10日
7月14日
3歳以上1勝C(牝限)1着
鳳雛ステークス(L)3着
5枠8
9
テイエムマジック
ハンディーズピーク
牡3
牡3
56.0
56.0
藤懸 貴志
福永 祐一
5月15日
7月04日
3歳1勝C特別(混合)1着
3歳以上2勝C特別(混合)1着
6枠10
11
ルコルセール
ノースザワールド
牡3
牡3
56.0
56.0
石橋 脩
松山 弘平
7月18日
6月13日
3歳以上2勝C(混合)1着
3歳以上1勝C(混合)1着
7枠12
13
トモジャリア
タイセイアゲイン
牡3
牡3
56.0
56.0
三浦 皇成
松若 風馬
7月11日
6月06日
3歳限定1勝C特別(混合)1着
鳳雛ステークス(L)4着
8枠14
15
スウィープザボード
メイショウムラクモ
牡3
牡3
56.0
56.0
津村 明秀
柴田 善臣
5月16日
7月18日
3歳限定1勝C(混合)1着
3歳以上2勝C特別(混合)1着

   

この記事の中で完結できるように、出馬表の一部を抜粋しました。斤量は世代戦なので均一もスマートパルフェのみ牝馬なので-2kgとなっています。

   

評価としては、3歳限定戦よりも3歳以上の混合戦を勝ってきた馬が高い評価を受けています。穴目としては世代戦のみの戦歴も、鳳雛ステークス3着のロードシュトロームの取捨選択でしょうか。

なぜなら、この鳳雛ステークスで勝ったウェルドーン関東オークス制覇に加えJDD3着でしたからね。ならば4着のタイセイアゲインも、と考えたいですが前走の8着が響いてか下位人気となっています。狙っても良さそうですけども。

好走歴の見方ですが、5走以内で好走したレースを記してあります。
レースレベルの高さは L>3歳以上特別>3歳以上>3歳限定となります。
(もちろん2勝Cの方が1勝Cより上です。要は賞金が高いレースがすごいレースです。

   

後述するデータを、こちらの出馬表と照らし合わせながら皆さんも予想を立ててみてください。

◆ 過去10年の傾向

メモ帳


では次に、過去10年のレパードSの結果から傾向を探ってみます。

・人気別の着順

   

まず最初に、人気別の着順は下記のようになっています。

1着2着3着着外勝率複勝率
1番人気4222.400.800
2番人気2215.200.500
3番人気0208.000.200
4~9番人気22452.034.133
10番人気以下22349.036.125

1番人気が安定して結果を残していますね、複勝率80%は立派です。

上位で不振なのは3番人気。あくまで結果論ですが、傾向として覚えておいてください。また、2桁人気が飛んでくるのもこのレースの特徴、過去10年で7頭が馬券に絡んでいます。

また、1番人気で最も多かった脚質は先行です。

・枠の相性

   

枠別の成績はこのようになっています。

1着2着3着着外勝率複勝率
1枠1018.100.200
2枠10216.053.158
3枠11215.053.211
4枠33013.158.316
5枠22115.100.250
6枠01315.000.211
7枠21116.100.200
8枠02018.000.100

4枠と5枠が好調です。スタートから1コーナーまでの距離があることで巻き返しが効くのが良いのでしょうか。軽いプラス要素として覚えておきましょう。

・脚質

   

前が有利らしいですが、実際はどうでしょうか。

1着2着3着
逃げ241
先行532
差し332
追込005

前で進める競馬が有利ですね。逆に最後方からの競馬はかなり厳しいです。

展開次第ではハナで進めた馬の逃げ切りも起こります。加えて今回の有力馬は、番手から進出し押し切りを狙うスタイルの馬が多いため、ペースを上手く調整すればあるいはといった感じです。

前走で逃げ切り圧勝を演じたオセアダイナスティがこれに該当し、鞍上も土曜開催で4戦3勝の川田騎手。また、その隣のスマートパルフェロードシュトロームも注視しておきましょう。

・臨戦過程

   

前走を考えると、やはりいわき特別を圧勝したメイショウムラクモが最右翼でしょうか。後ろに7馬身差を付けており、近走の安定感も魅力。大崩れは考えにくいです。3連勝中のルコルセールの勢いも侮れません。

ホッコーハナミチレプンカムイはレコード決着のインディアTの1着2着。しかしレースでは斤量が53kgだったことに加え、後ろとも大きな差はありませんでした。今回は56kgと+3kgされるので、同じパフォーマンスは難しい気がします。

   

穴で考えたいのは冒頭で少し語ったタイセイアゲイン。鳳雛ステークス4着の話もそうなのですが、父がパイロなんです。なんでパイロ? と言いますと前年の1着3着、一昨年の2着がパイロ産駒という点が理由です。巻き返しに期待します。

他には、テイエムマジックと紅一点のスマートパルフェが今回の条件で優勝したことがあります。スマートパルフェに関しては「逃げ脚質+他馬-2kg」なので、大駆けがあるかも知れません。

◆ 当てはまる馬・結論

勝ち馬投票用紙


ここまでの内容で選んだ馬が以下になります。(人気は 08/08 05:00時点)

・メイショウムラクモ 1番人気
・オセアダイナスティ 3番人気
・ロードシュトローム 8番人気
・スマートパルフェ  11番人気
・タイセイアゲイン  13番人気

最近振り返っていて気付いたのですが、穴馬の選択が多いんですかね…。

真面目に考えて来ると思ったから仕方ないのですが、たまには当てたいですよね。

・結論


買い目の結論は以下の通り。

「5月末から活動を始めほぼ全敗している」事実も上手く活用していただき、ご自身の予想の一助としてくだされば幸いです。(今年度成績:1勝17敗)

◎ メイショウムラクモ 1番人気
○ ロードシュトローム 8番人気
▲ オセアダイナスティ 3番人気
△ スマートパルフェ  11番人気
☆ タイセイアゲイン  13番人気

   

メイショウムラクモに◎。2走前の勝ち馬ゴッドセレクションはJDDで2着と中央最先着でしたし、前走の圧勝も決め手としました。ロードシュトロームは「この2走の上昇気配+好走歴の目立つJDD経由組」ということで対抗に推します。

中穴は逃げ再現ならでオセアダイナスティ、先述した通り鞍上強化も○。あとは軽量+舞台経験を活かせるかでスマートパルフェ、記事内で散々持ち上げたタイセイアゲインを☆としました。

   

この馬券は「メイショウムラクモが差す馬がどれになるのか」といったコンセプトの予想になるので、馬券を考えるのであれば同馬からの馬連、馬単を流したいところです。

3連複BOXで思わぬ高配当! となったりしないでしょうか…(17敗に目をそらしながら)

◆ まとめ


いかがだったでしょうか。ルコルセールは大人しくしていてください。

趣味全開で馬券を選ぶとタイム差と親馬の好きで決めてしまうので、そちらはそちらでコッソリやっています。例えばシニスターミニスター産駒が好きだからタマモブトウカイにトモジャリアであったりなど…

流石にね。これを予想です! とすると真面目にやってんのか! ってなっちゃいますから…。

今回は以上になります。金メダル作れるくらいの配当当てたいですね。

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