こんにちは。
今回は質問箱にいただいた内容についての回答記事(5/5)になります。
今回で完走ですね。残りの子が少ないので、プラスおまけでお届けします。
それではよろしくお願いします。
◆ キャラクター別「二つ名」の由来
・メイショウドトウ「不屈の挑戦者」

メイショウドトウを語るに欠かせないのがテイエムオペラオー。この二つ名に関しても、やはりテイエムオペラオーが関わってきます。
メイショウドトウは古馬になってから充実期を迎えますが、その中でなんと5度もGⅠの舞台で2着と惜敗してしまいます。そして、その全てで1着となっていたのがテイエムオペラオーです。
更に内3度はタイム差0.0と差のない決着。そんな天敵相手に挑み続けた6戦目の宝塚記念、ついにその時が訪れます。好位から抜け出すと、外から伸びるテイエムオペラオー他を凌ぎGⅠ初優勝。メイショウドトウのGⅠ制覇は、このレースだけです。
「ドトウの執念」と呼ばれた宝塚記念で燃え尽きたのか果ては世代交代か、その後は3着が精一杯。しかし宝塚記念でテイエムオペラオーに勝利したという事実は、ドトウにとって1勝以上の価値があったのだろうと思います。

・エイシンフラッシュ「閃光の切れ味」

これは馬名と日本ダービーの末脚が理由ですね。エイシンの冠名に「閃光」の意味を持つフラッシュ、そしてメンバー最速で駆け抜けた2010年日本ダービーです。
競馬のレースには上りと表記されるタイムがあります。これは上り3F(ハロン)のことを差し、1ハロン200mであることから、最後の600mを駆け抜けたタイムとなります。
そして2010年の日本ダービーでエイシンフラッシュが記録した時計は32.7秒。これは日本ダービーにおいて未だに破られていない驚異の記録であり、その末脚の破壊力を語るに欠かせないものとなっています。
その後は好走止まりが多かったものの、久しぶりの優勝となった2012年天皇賞秋では再びメンバーの中で最速の上りを記録。競走生活で挙げた6勝の内5勝が最速上りでの優勝と、まさに「閃光の切れ味」を持った競走馬でした。

・ヒシアケボノ「超大型ウマ娘」

もっと、こう、何かあったでしょう…。
二つ名はそのままの意味で、超大型馬だったことが理由となります。デビューから552kgとすでに大きく、最大で580kg(旧5歳スワンS)もの馬体を誇りました。大型馬として有名なキタサンブラックが最大で542kgだったことを考えても、かなりの大きさであったことが分かります。
そしてヒシアケボノが保持している記録が最高馬体重でのGⅠ勝利記録。これは1995年のスプリンターズSの勝利時の記録で、馬体重は560kg。地方重賞こそ上がいますが、中央の記録としては未だに破られていません。
因みに園田競馬には現役でグラシーナという競走馬がいますが、前走時点の馬体重はなんと628kg。まだ地方重賞などには出走できていませんが、勝つ時の迫力はまさに圧巻の一言。今後の活躍に期待します。

・アグネスデジタル「万能オタク娘」

まず最初に、現役時代に芝とダート、良馬場と重馬場、中央競馬場に地方競馬場に海外競馬場と、戦場を選ばす好走を続けたことから「万能」の説明が付きます。
「オタク娘」に関しては上記のように大変広く対応ができたことから、他の馬より多くの経験をしてきた=知識が豊富、好奇心が旺盛といったイメージをキャラクターとして当てはめた時の表現だと思います。
しかし実際は「万能オタク娘」というワードからは想像も付かないほど強烈な戦績を残しており、GⅠは5勝(JpnⅠを含めると6勝)。特にGⅠ(JpnⅠ含む)連勝時は地方ダート、中央芝、海外芝、中央ダートで4連勝と異質なローテーションで結果を残しています。
また、強いキャラクターで忘れがちなのが「アグネス」の馬という点。同室のアグネスタキオンなど、2000年前後のアグネスは非常に勢いがあり、大いに競馬界を盛り上げてくれました。

◆ おまけ
簡単なおまけとして、これからのGⅠ戦線に絡めた育成未実装の優勝馬を置いておきます。
優勝馬 | |
秋華賞 | 1997年:メジロドーベル 2002年:ファインモーション 2004年:スイープトウショウ 2006年:カワカミプリンセス |
菊花賞 | 1983年:ミスターシービー 2000年:エアシャカール 2001年:マンハッタンカフェ 2015年:キタサンブラック 2016年:サトノダイヤモンド |
天皇賞秋 | 1984年:ミスターシービー 1988年:タマモクロス 1990年:ヤエノムテキ 2004年:ゼンノロブロイ 2011年:トーセンジョーダン 2017年:キタサンブラック |

優勝馬 | |
エリザベス女王杯 | 1998年:メジロドーベル 1999年:メジロドーベル 2002年:ファインモーション 2005年:スイープトウショウ |
マイルCS | 1991年:ダイタクヘリオス 1992年:ダイタクヘリオス |
ジャパンカップ | 2004年:ゼンノロブロイ 2016年:キタサンブラック |

優勝馬 | |
阪神JF | 1991年:ニシノフラワー 1996年:メジロドーベル |
朝日杯FS | 1987年:サクラチヨノオー 1989年:アイネスフウジン |
有馬記念 | 1992年:メジロパーマー 2001年:マンハッタンカフェ 2004年:ゼンノロブロイ 2016年:サトノダイヤモンド 2017年:キタサンブラック |

◆ まとめ
質問箱にいただいた内容より、今回は37/40~40/40の紹介です。
やっと完走しましたー。書くのって割と大変で、亀更新でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。全て読めば少しウマ娘に詳しくなれるかも…?
おまけは簡単なデータベース。これからの大レースに絡めて新規育成ウマ娘のガチャがくることが予想されますので、史実はこうでしたという表を置いておきました。
個人的にはハロウィンで一気に注目を浴びたゼンノロブロイがどこかで登場するのではと思っています。秋古馬三冠を成し遂げた馬ですし、イベントでファンが増えたことを活かすならガチャくるよなーと。
曲歌ってるかどうかとかは知りませんが…ガチ考察は誰かに任せます。
ということで今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。